2020年5月17日、韓国・東亜日報などによると、韓国で今年1~4月までに失業し、再就職できていない人が207万6346人に達し、統計庁が2000年から調査を開始して以来、最多となった。記事は「新型コロナウイルス感染症が与えた雇用への打撃が深刻であることを示している」と伝えている。
今回の調査で、失業者のうち、自己都合によるものではない離職者は104万4720人で、昨年同期比70.1%増となった。このうち、仕事が無くなった、または会社の事業不振によって離職した人は34万4397人で最も多かった。その他、雇い止めとなった人は33万4397人、職場の休業または廃業による離職者は15万9932人だったという。
記事は、「第2四半期(4~6月)は、より状況が悪化するだろうとの見方が支配的だ」と指摘。檀国(タングク)大学経済学部のキム・テギ教授は「世界経済が回復しなければ、輸出依存度が高い韓国経済は大きな打撃を受けるだろう。これによる雇用への影響は6月ごろ、製造業を中心に大きくなると見られる」と話しているという。
こうした状況を受け、政府は来月初めに、雇用維持のための各種支援策を打ち出す計画という。
これについて韓国のネットユーザーからは、「私も解雇された。どうやって生きていけばいいのか…」「今後がもっと心配だ」「全てコロナのせいだ」「コロナによって多くのものを失った…」などと、悲痛な声が多く上がっている。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw7281604news_ref=media296_media296
今年1~4月の失業者200万人超え=過去最多に韓国ネット悲痛「全てコロナのせいだ」
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