>>5
まず面白いのはドビュッシーはフランスの作曲家という事。
音楽は楽都と呼べるところが決まっていたのですね。
大昔はイタリアだったしそれがバッハが出てきたからドイツになって
それがワーグナーまでが音楽の中心地と言うのがドイツであったわけです。
まあドイツ人らしく「何が何して何とやら」みたいな
キチっとした音楽が作られていたわけです。
だからフランスからドビュッシーが出てきたと言うのは
ある意味非常に意味のある事で
まずドビュッシーがやったのはこう言うドイツ的なキチっとした流れの音楽はやめようと言う事をやったわけです。
特に上のピアノを聴いていると分かると思いますが
どことなく浮遊感と言うか
ぼんやり漂ったところがあるでしょ?
例えばドイツ的な音楽はF→G→Cみたいに起立、礼、着席みたいにキチンとした感じがあるけど
ドビュッシーにはそんなキチンとした流れが無いわけです。
例えばギターのコードで言うとD→Cとか
F→Cみたいな感じ。
なんかガクンとシフトチェンジしたみたいになる。
クラシックはお好き?
380
ツイートLINEお気に入り
35822