【事後法・遡及法の不条理】
韓国では2005年に「親日反民族行為財産還収特別法」が制定した。
当時の大日本帝国に従って地位を得た人の財産を、60年経過した現代の基準で裁き、罰し、身ぐるみはがしてしまおうという法律だ。何も知らずに親の財産を受け継いだだけの人間が、ある日突然、「ゼロから頑張れ!親日の孫!」と、無一文にさせられるという…時空を超えた連座制のようなものだ。
日本では一般的にこれを事後法・遡及法と呼び、禁じている。というか、法治国家のほとんどはこれを原則禁止にしている。それを「法の不遡及(ふそきゅう)」と呼ぶ。
時代ごとに常識は変わる。消費税にしろ、飲酒運転の厳罰化にしろ、少年法にしてもそうだ。過去に遡って罰せば滅茶苦茶にとりとめがない。
【法よりも道徳。過去を今の基準で裁いていいと信じる韓国】
しかし、韓国は法よりも道徳を大事とする。
当時合法であった慰安婦制度も、徴用工労働者も、韓国が許せない!と思いさえすれば、その瞬間に正義が生まれる。そして時を遡って過去を裁いてしまうのだ。
さて。
そんな感覚の韓国と、どこの国が国家間の約束をする?約束して相手が守ると信じる方がバカな話だ。日本の価値観や国際社会の常識に対して無考慮すぎる。
韓国だって1987年に民主化宣言する前と今では常識が違うし、日本の文化の流入すら禁じられていたはずだ。70年どころか、僅か30年前の常識と全く違う常識にある国が、世界の正義を規定してしまうなんて愚か過ぎる。
この事後法・遡及法が日本に教えてくれることは、韓国とは理解しあえない、お互いの常識の違いだ。ゆえに韓国人に理解してもらえる気はしないが、韓国の思う正義は、日本の常識とも、国際的な常識とも異なる。
道徳というのは、ハッキリ言ってしまえば感情だ。そんな感情論で歴史を触っていいのか?滅茶苦茶だ。
韓国がいくら「×」であろうと、日本にとっては「○」であるものを、無理矢理「×」にしようとする異常性を客観視して見るといい。
韓国の道徳
64
ツイートLINEお気に入り
60
2