スポーツマンシップとは言うけど、実際はカテゴリーによって許容範囲が違うのも事実です(もちろん日本では違う)。一般的な知識として認識してもらいたい
パブリックスクールで発展した『ラグビー』は別格です。将校の騎士道がベースにありますからファンにもマナーが強く求められます
『ベースボール』も白人スポーツで発展しルールブックにはない騎士道精神からの不文律が沢山存在します。暗黙のルールを破れば報復が来ます
団体競技でありながら一対一の対決がベースであり、卑怯者を嫌うのも騎士道精神がベースがあるからです。「調子に乗らない」「相手を侮辱しない」「必要以上に喜ばない」をベースにした不文律があります。併せて「ナイスプレーを称賛する」のが野球文化です
日本人はWBCでの韓国の旗立を批判しますが、アメリカでも韓国チームの行為は批判されました(相手を侮辱したから)。今では韓国チームも理解してます。罵り合いを続けるのは野球文化にはない
『バスケ』は黒人スポーツとして発展したことと貧しさの背景による教育不足から相手選手にトラシッシュトーク(言葉で相手を挑発する)があります
選手ばかりでなく、NYニックスのファンだった映画監督スパイク・リーが相手チームに対するトラシッシュトークは名物でした(スパイク・リーを嫌うニックスファンも多かったけどね)。基本的にトラシッシュトークは禁止ですが、文化的に残ってる。だけどバスケでは相手を罵るのは多少認めている部分はある
『サッカー』は労働者階級によるクラブから発展し、ダービーによる地域対決、民族対決も含むから選手によるマリーシアもあるし、フーリガンもいた
フーリガンは減ってもサッカーの持つ対立主義的なものは無くならないので、度を超えない限りは罵り合いも放置されている
これは貴族階級が労働者階級を「本当の戦いに向かない」という昔からの認識から放置している側面があるのです。差別的だけど実際そのようにカテゴライズされているのは否めない
スポーツで相手を罵り合いたい人は何でもするのではなく、カテゴライズに応じた文化スタイルでやるべき。韓国人に合わせる必要はない
ラグビー>野球(不文律)>>バスケ(トラシッシュトーク)>サッカー(マリーシア)
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