「戦後の日本はメッキした民主主義…安倍政権ではがれるだろう」
朝鮮日報 8/18(日) 6:08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/08/16/2019081680054.html
徐京植(ソ・ギョンシク)東京経済大学教授(68)と高橋哲哉東京大学教授(63)は戦後の
日本について、見た目だけが民主主義だという意味で「メッキ民主主義」と批判した。
在日韓国人2世の学者である徐京植教授と、フランス哲学専攻の人文学者である高橋教授は、
1990年代半ばから20数年間、日本社会の問題を診断し批判する対話を続けてきた。
徐京植教授は「日本は東アジアで最も進んだ民主主義体制を持つという評価は間違っている」と
述べた。民主的な憲法は三・一運動で君主制を廃止した韓国の方が先で、日本は敗戦後も天皇制を
捨てていない点を指摘した。そして、「日本の民主化は米国をはじめとする連合国が強要したもので、
日本人が自ら成し遂げた成果ではなかった。安倍首相の母方の祖父である岸信介がA級戦犯である
ことから分かるように、日本の支配層が帝国主義思想を受け継いで今も政治をやっているため、
日本は民主化した国だとは言えない」と批判した。
高橋教授も「同感」を表明した。「民主主義は制度的側面と運動的側面を区別しなければならない。
日本は敗戦後に国民主権を認めて、制度的側面では成果があったが、運動的側面では自らの力で
民主主義を成し遂げたわけではないという点で限界がある。日本は安倍政権のような反民主的政権に
対抗する運動が弱く、政権を変えることができる力も弱い」と語った。
戦後の日本はメッキした民主主義…安倍政権ではがれるだろう
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