https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071700858&g=soc
海上自衛隊に配備される新型イージス艦の命名・進水式が17日行われた。
まや型2番艦は「はぐろ」と命名され、2021年に就役し、防衛省が目指していたイージス艦8隻体制が完成する。
日米が共同開発中の新型迎撃ミサイルSM3-BLOCKⅡAの発射能力を備える。
イージス武器システム(AWS)としては、ベースライン9C、イージスBMD5.1を装備し両機能を統合。
これにより、対空戦(AAW)機能とミサイル防衛(BMD)機能を両立した、IAMD(integrated air and missile defense)機能と、NIFC-CA FTS機能を獲得した。
NIFC-CA FTSのリモートセンシングを行うE-2Dは本年3月空自に初号機が到着し、残り8機が順次導入中。
NIFC-CA FTSのセンサーネットワークはCEC(共同交戦機能)を採用しているため、レーダー射程外での発射が行え、中間誘導には日本のGPSを使う事から命中率は高いと推定される。
艦対空ミサイルはSM-6、弾道迎撃ミサイルはSM-3BLOCKⅡAとシームレスな対空迎撃能力を有する。
まや型は対空のキルチェーンの要となる艦艇。対艦ミサイルも最新17式(対潜は07式)。
最新イージス艦「はぐろ」進水
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