イラン沖での米軍を中心とした有志連合結成に関する話題です。
◆記事の概要◆
・米軍は、ホルムズ海峡やイエメン沖で民間船舶の護衛をするにあたり、米海軍とそのシーレーン防衛活動をサポートする有志連合の結成を目指している。
・米国のトランプ大統領やその側近の一部は、中東の石油に依存しているシーレーン防衛の受益者の各国に相応の負担を求める意向を示している。
・日本、中国、韓国、インドネシアなどを受益者として名指ししており、今後、米国が日本にどのように協力を求めていくかが注目されている。
引用開始――
【ワシントン=永沢毅】米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は9日、中東のイラン沖などを航行する民間船舶を護衛するため、同盟国の軍などと有志連合の結成をめざす方針を示した。これから数週間以内に参加国を募るとしている。トランプ大統領は日本など中東で石油を輸送する国々が自国の船を守るよう求めており、日本も対応を迫られそうだ。
――引用終わり
記事URL:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47173910Q9A710C1MM0000/
◆考察のポイント◆
①日本の自衛隊は、どのように関わっていくべきか。あるいは、どこまでなら「国益」の範疇として活動できるか。
②米国は、中国、韓国、インドネシアにどのような協力を求めるのか。あるいは、中国などは応える意思はあるのか。
③米国の目的は、ビジネスライクな費用分担の「公平化」に留まるものなのか。あるいは、他に目的があるのか。
こんなところかな?【ワシントン=黒瀬悦成】ダンフォード米統合参謀本部議長は9日、記者団に対し、イラン沖のホルムズ海峡やペルシャ湾、アラビア半島南部イエメン沖のバベルマンデブ海峡で民間船舶の航行の安全を確保するため、同盟諸国の軍と数週間以内に有志連合を結成し、海上護衛活動を行う考えを明らかにした。
https://www.sankei.com/world/news/190710/wor1907100025-n1.html
野上浩太郎官房副長官は10日午前の記者会見で、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長がホルムズ海峡での民間船舶の安全確保に向け、同盟国の軍と有志連合を結成する考えを示したとの報道について「報道に対して答える立場になく、コメントは差し控えたい」と述べた。
https://www.sankei.com/politics/news/190710/plt1907100021-n1.html
自衛隊派遣しないんか安保法制が役に立ったな。
当時は、安倍首相がホルムズ海峡の名前を出したら、嘲笑されていたものだが、現実になってしまった。
今でも安保法制が不要と考えているかどうか、野党に聞いてみたいものだ。アメリカが、ホルムズ海峡の安全を確保するため同盟国などと結成を検討している有志連合について、アメリカ軍の制服組トップは、民間船舶の護衛は原則としてその国の軍の艦艇が行うという方針を示し、日本を含めた同盟国に有志連合への参加を迫るねらいもあるとみられます。
アメリカとイランの間で緊張が高まる中、アメリカ軍の制服組トップ、ダンフォード統合参謀本部議長は9日、ホルムズ海峡と周辺の海域のシーレーン=海上交通路の安全を確保するため、同盟国などとの有志連合の結成を検討していることを明らかにしました。
ダンフォード議長によりますと、アメリカ軍の主な任務は周辺海域での偵察などで得られたデータをパトロールに参加する各国の軍の艦艇に提供する活動になるということです。そのうえで、ダンフォード議長は、「民間船舶の護衛については、その国の軍の艦艇によって行われることになるだろう」と述べ、参加国の艦艇が自国の船を護衛する方針を示しました。
ホルムズ海峡をめぐって、トランプ大統領は先月のタンカー攻撃事件のあと、ツイッターに「すべての国々は自国の船を自分で守るべきだ」と投稿し、関係国に応分の負担を求める考えを示していました。
ダンフォード議長は今後、2週間程度で参加国を見極める考えですが、民間船舶の護衛は原則としてその国の軍の艦艇が行うという方針を示すことで、日本を含めた関係国に有志連合への参加を迫るねらいもあるとみられます。>>13
続き
「制裁はまもなく大幅強化」
アメリカのトランプ大統領は10日、ツイッターで、「イランはケリー元国務長官やオバマ前大統領が作った合意に反して、秘密裏にウランの濃縮を続けてきた。イランへの制裁はまもなく大幅に強化することになるだろう」と投稿し、近くイランに対する追加制裁をさらに強化する考えを示しました。
トランプ政権の高官は、イランのザリーフ外相を対象とした制裁も検討していると明らかにしており、イランとアメリカの対立は一層深まることが予想されます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190711/k10011989561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_005>>8
韓国は、海自の参加が決定したら、まず、出て来れんなw
ていうか、韓国は、取り締まられる側だよなぁ。
ただ、今回は「瀬取り監視」目的ではなくて、イランに連帯して圧力を掛けるのがメインミッションみたいだね。
>>9 >>10 >>12
日本への正式なオファーが入ったみたいだよ。
>>11
民主党が盛んに反対してたのは、「安保」そのものじゃなくて以下の点に関してイミフな疑問を提起してたんだよね。
・ホルムズ海峡の封鎖なんて事態は現実的に起こりえるか?
⇒そんなこと起きないでしょ!
・仮に起こったとして、それが、日本の「存立危機事態」と言えるか?
⇒中東以外にも産油国はあるのだから、他から石油輸入すればいいじゃん!
この2点じゃなかったかな。いずれにせよ、ワロエナイ回答してたんだが……。
安倍さん、今回の事態に至って、政治家冥利に尽きたでしょうね。
>>13 >>14
新しい記事をありがとう!>>1
【日本へ正式オファー】米、日本に有志連合への協力打診 イラン沖で船舶護衛 【日経新聞】
2019/7/11 2:00
ついに米国より正式オファー
◆記事の概要◆
・トランプ政権が日本に対して有志連合への参加要請を打診していたことが10日にわかった。
・他の同盟国にも呼び掛け中の模様
・日本としては、参加の是非や法的な枠組みをこれから判断する予定
引用開始――
トランプ米政権が中東のイラン沖などを航行する民間船舶を護衛するために同盟国の軍などと有志連合の結成をめざし、日本政府に協力を打診したことが10日、分かった。
――引用終わり
記事URL:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47215960Q9A710C1MM8000/
◆考察のポイント◆
①ついに米国から正式なオファーが来た。これは、もう、断れない。だとすると、どのような規模・範囲で派兵するべきか?
②有志連合への参加要請は米国の「同盟国」に行う模様。つまり、中国には呼びかけない。韓国は一応まだ同盟国だが参加要請はきたのだろうか?呼ばれたとして韓国は参加するかな?>>1
【舵取りナイトメアモード】イラン大統領と9月再会談=国連総会時、緊張緩和狙う-安倍首相検討 【時事通信】
2019年07月11日07時06分
一方、アメリカとイランの仲介役を買って出た日本は厳しい外交折衝に直面
◆記事の概要◆
・安倍首相は9月にニューヨークで行われる国連総会に合わせてイランのロウハニ大統領と会談する検討に入った。
・安倍首相は2012年の政権復帰以来、毎年、国連総会でロウハニ大統領と会談してきた。
・米-イラン間の対立がエスカレートする中、野上浩太郎官房副長官は10日の記者会見で「緊張の高まりを深刻に懸念している。米国をはじめとする関係国と連携しつつ、外交努力を継続していく」と語った。
引用開始――
安倍晋三首相は9月の国連総会に合わせて米ニューヨークを訪れ、イランのロウハニ大統領と会談する検討に入った。イランが2015年核合意の履行を段階的に停止し、欧米との対立を深める中、首相は6月のイラン訪問に続く仲介外交で緊張緩和を図りたい考えだ。
――引用終わり
記事URL:https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071000858&g=pol
◆考察ポイント◆
①日本はイランとの伝統的な友好関係をもとに、米国とイランの間を取り持ってきた手前、有志連合への関与の仕方が難しい。
②万が一、シーレーン防衛作戦中にイラン軍(イラン革命軍)と自衛隊あるいは米軍が戦闘状態に入ったらどうなる?
③安倍首相はどういった落としどころを見ているのだろうか。>>1
【日本は対応を検討中】有志連合打診、確認避ける=ホルムズ海峡「死活的に重要」-野上官房副長官【時事通信】
2019年07月11日12時09分
日本は有志連合に参加する?しない?
◆記事の概要◆
・米国のトランプ政権が日本政府に「有志連合」への協力打診を行ったという一部報道に対して、官房副長官は確認を避ける一方、「ホルムズ海峡でのシーレーン確保は日本にとって死活問題」という見方を示して連合参加への含みを持たせた。
引用開始――
野上浩太郎官房副長官は11日の記者会見で、トランプ米政権が中東イラン沖などを航行する民間船舶を護衛するための有志連合結成に向け日本に協力を打診したとの一部報道について、「イラン情勢をめぐり日米間で緊密にやりとりをしているところだが、詳細は控えたい」と述べ、確認を避けた。
――引用終わり
記事URL:https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071100519&g=pol
◆考察ポイント◆
①今回の件に関して、未だに明確な発表ができていないのは、日本政府が今日のイラン情勢に対して対応の仕方を計りかねている証左か?
②また、今回の件を「存立危機事態」とするには、ハードルが高すぎるという見方もある。どのよう方向性に意見をまとめるべき?
③同盟国の民間船が拿捕もしくは撃沈されたら参加する?それとも、ホルムズ海峡で邦船で死人が出るのを待つべき?いや、実際に日本への石油輸送がストップする事態まで見て見ぬふりを決め込むか。どうする日本!?>>1
【イギリスは参加確定か】イラン船、英タンカーを拿捕未遂 ペルシャ湾【CNN】
2019年07月11日10時00分
まぁ、イギリスは当然「参加」だよね。欧州組は、他にどの国が追随するのかな?
◆記事の概要◆
・10日、ペルシャ湾で英国タンカーがイラン革命防衛隊によって拿捕しようと試み、その様子を米軍機が撮影していた。
・英海軍フリーゲート艦「モントローズ」が艦砲を向けて警告したため、イランの武装ボート5隻は撤退した。
・イランのロウハニ大統領は、10日、シリア向けタンカーが英海兵隊に拿捕されたさい、「不安定な状況を招いたのは英国側であり、英国はその結果を思い知ることになるだろう」と警告していた。
引用開始――
(CNN) 中東ペルシャ湾で10日、イラン革命防衛隊の武装ボート5隻が英国の石油タンカーの拿捕(だほ)を試みたものの、未遂に終わったことが分かった。事情に詳しい米国の情報筋2人が明らかにした。
――引用終わり
記事URL:https://www.cnn.co.jp/world/35139761.html
◆考察ポイント◆
①イギリスは、有志連合に参加するのは確定的のようだ。問題は、増派するのか現状維持か?増派するならイラン攻撃は近い?
②日本も梯子を外されようとしている。いずれにせよ、米国の同盟国である日本も対イラン戦争に参加するのは確定事項?
③日本が参加しない場合のメリット・デメリットは?逆に、参加した場合のメリット・デメリットは?米国がホルムズ海峡に行く場合、横須賀の在日米軍を使用するのか?大西洋ルートで行くのか?
どっちなんだ?>>20
まぁ、このタイミングなら横須賀から日米で艦列作って行くかもしれないね。イランだけでなく中朝への牽制にもなるだろうし。途中で豪印あたりの米国同盟国と合流すかも。
YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=OZqtpnbHA1U韓国は日本の派遣規模を見てから、それに見劣りしない程度の規模を取り繕うと思うよ。参加するならね。
>>22
ご名答!おそらく、その推察は当たりまっせ、旦那!
まぁ、克日ブーストで自国の体力に見合わない派兵をするだろうな。
まあ、朝鮮半島の有事では無用の長物の「独島」級強襲揚陸艦が無駄にならなそうでよかったじゃないか。サムスン在庫処理と同じで、蔵の肥やしにならずに済むだけ、韓国は有難く参加させてもらうことだね。米イラン戦争になれば、イスラエルがイランを襲う
<核合意から一方的に離脱したアメリカの制裁に耐えかね、自らもついに核合意のウラン濃縮上限を破ったイラン。いきり立ち、戦争準備万端なのは、隣国で仇敵のイスラエルだ>
アメリカとイランの関係悪化に伴い、イランとイスラエルの関係も険悪さを増している。最近、両国は互いに相手が攻撃可能な範囲にあると威嚇しあった。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は7月9日、空軍幹部らと共に国内のネバティム空軍基地を訪問し、米国製の最新鋭ステルス戦闘機F35の編隊を視察。その攻撃能力を誇示した。
「今回の空軍基地の視察で、あらゆる武器システムと空軍機を確認した」と、ネタニヤフは語った。「私の後ろにあるのは、F-35戦闘機だ。このところイランはイスラエルを破壊すると脅している。ここにある戦闘機はイランやシリアを含む中東のどこにでも到達できることを、イランは覚えておいたほうがいいだろう」
イランもイスラエルを「壊滅させる」
イスラエルはこれまでも、シリア国内のイラン関連施設に数百回の攻撃を加えてきた。ただ、かつては秘密裡に行っていたのが、この1年は攻撃に関する情報を堂々と開示するようになっている。
今回、ネタニヤフがイランに噛みついたのは、イスラエルの同盟国アメリカと仇敵イランが互いに恫喝しあうなかで、戦争になればイスラエルを壊滅させるとイランが威嚇したからだ。
「アメリカがイランを攻撃すれば、30分もしないうちにイスラエルの命運は尽きるだろう」と、イランの聖職者で保守派の国会議員でもあるモジュタバ・ゾルヌールはイランの国営ニュース局に語った。「われわれは今もこれまでも、他国に侵攻するつもりはない。だが我が国に侵攻してくる者があれば、容赦なく足を切り落とす」
トランプは1年前の5月にイランの核兵器開発を制限する「イラン核合意」から離脱し、経済制裁を再開した。イランは対抗措置として、合意履行の一部停止を発表。以来、ホルムズ海峡における石油タンカー攻撃など様々な事件が起きるたびにイランを非難し、制裁を強化してきた。
~
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12509.php>>24
続き
6月20日、イランの革命防衛隊はアメリカの偵察用ドローン(無人機)を撃墜したと発表した。イランの領空を侵犯していたというのだ(米国防総省は否定)。
ドローン撃墜の直後、トランプはイランへの軍事攻撃を承認したが、実行寸前に中止した。民間人の犠牲が多過ぎるとわかったから、とトランプは説明したが、ドローン撃墜がイラン指導部の命令ではなく、一部の過激分子が勝手にやったことと判明したから、という説もある。
2015年の核合意は国際協調路線を掲げる穏健派のハサン・ロウハニ大統領の努力の賜物だが、イラン国内でもゾルヌールのような強硬派やアリ・ハメネイ最高指導者は、以前にも増して態度を硬化させている。
7月8日、イランはウランの濃縮度を核合意で定められた上限3.67%を超すレベルまで引き上げることを発表、核合意の上限を上回る量の低濃縮ウランを貯蔵していることも認めた。
イランは常々、核兵器を開発する意図はないと訴えてきたが、アメリカと中東の同盟国であるイスラエル、サウジアラビアなどは信じていない。またイランがレバノン、イラク、シリア、イエメンなどで過激派を支援し、弾道ミサイルを開発して中東の不安定化を図っていると非難する。
なかでもイランとイスラエルは地域の仇敵同士。イスラエルは過去数十年、イラクとシリアの「疑わしい」核施設を攻撃してきた。イランも、イスラエルはイランの核科学者数人を暗殺した、と非難してきた。
ゾルヌールがイスラエルを脅し、イラン政府がウラン濃縮の上限超過を発表した翌日の7月9日、イスラエルのイスラエル・カッツ外相は、「イスラエルはイランが核兵器を手に入れることを許さない」と警告。
一方、イランの味方でイスラエルと2度の戦いと無数の小競り合いを繰り返してきたレバノンのシーア派民兵組織ヒズボラの最高指導者ハッサン・ナスララは、「イスラエルの基地を直接攻撃できる精密ロケットを入手した」と発表。「これでこの地域のパワーバランスは一変するだろう」と言った。「アメリカがイランに戦争を仕掛ければ、中東は炎に包まれる」>核合意から一方的に離脱したアメリカの制裁に耐えかね、自らもついに核合意のウラン濃縮上限を破ったイラン。いきり立ち、戦争準備万端なのは、隣国で仇敵のイスラエルだ
相変わらず、ユダヤ人はペルシャ人大嫌いだよね。ペルシャ人は、一応、「バビロン捕囚」で国を奪われたユダヤ人に温情を与えてくれた恩人のはずなのに……。まぁ、韓国人が日本に併合されたことにプライドを傷つけられているように、ユダヤ人も異民族・異教徒に救われたという歴史を直視できないんだろうな。昔のユダヤ人は、今以上に異教徒を人間だと思っってなかっただろうから。ホント残念だね、一神教は。
まあ、イランもイランで核持ったら、ホントにぶっ放しそうだから、イスラエルの過剰防衛も仕方ないと思うけど。お互い様だね。>>1
【有志連合と多国籍軍の違い】急浮上「有志連合」って何?【FNN】
2019年7月11日 木曜 午後7:51
「有志連合」に関するTips
◆記事の概要◆
・「有志連合」とは、共通の目的を持つ有志の国々が、共同で独自の軍事行動や平和維持活動などに取り組む協力体制のこと。国連の安全保障理事会の決議が必要としない点で「多国籍軍」とは異なる。
・2001年の米国を中心とした「対テロ戦争」では、日本も米国艦艇への給油活動の形で参加した。現在も、日本は「海賊対処法」を施行した上でソマリア沖の海賊対策に参加している。
・今回のアメリカの呼びかけに日本はどのように応じるべきか。米国、イラン双方にとっての友好国である日本は、自衛隊派遣のハードルの高さもあり、決断に苦慮するだろう。
引用開始――
ニュースのキーワードをコンパクトにひも解く「3分ではてな」。11日のテーマは「有志連合」。中東・ホルムズ海峡は、日本が輸入する原油のおよそ8割が通る、まさにエネルギーの「生命線」。この地域の安全を守ろうと、アメリカが打ち出したのが...アメリカのダンフォード統合参謀本部議長は「有志連合を作れないか協議している」と述べた。「有志連合」とは、一体何なのか。
――引用終わり
記事URL:https://www.fnn.jp/posts/00420664CX/201907111951_CX_CX
◆考察ポイント◆
①アメリカは、イラン攻撃に踏み切るとしたら、今回も国連決議を経ずに「有志連合」で軍事行動を起こす腹積もりか?
②そうだとすると、長年「国連中心主義」を採用してきた日本政府はどのような対処をするのか?小泉政権時のように「米国追随」か、安倍首相による「独自外交」か?>>1
【有志連合と多国籍軍の違い】有志連合、日本参加に「4つの法的枠組み」 実現には課題【産経新聞】
2019.7.11 21:16
「有志連合」に関するTips
◆記事の概要◆
・米国の唱えるイラン沖「有志連合」への参加には困難を伴うことが予想され、政府や自衛隊トップの慎重な対応が続いている。
・自衛隊が「有志連合」に参加するための法的枠組み(理由付け)は主に次の4つがある。「自衛隊法に基づく海上警備行動」「海賊対処法に基づく護衛」「安全保障関連法における≪重要影響事態≫と判断された場合の後方支援活動」「安全保障関連法における≪存立危機事態≫と判断された場合の集団的自衛権の行使」
・上記4つの法律は、どれも要件が厳しく、今回の有志連合への参加に際して適用は難しい。現実的な手段としては、期限を区切った「特別措置法」を講ずることだが制定に時間が掛かるため、早期の対応を求める米国トランプ政権に応えるのは難しいのが現状だ。
引用開始――
米国がイラン沖のホルムズ海峡などを通過する民間船舶を護衛するため、同盟諸国との有志連合結成を目指していることに関し、日本政府は対応を慎重に検討する方針だ。派遣要請があった場合に備え、自衛隊に何ができるかの整理は水面下で開始しているが、実現には課題が伴う。
――引用終わり
記事URL:https://www.sankei.com/politics/news/190711/plt1907110039-n1.html
◆考察ポイント◆
①参院選挙で忙しいこの時期に短期間で「有志連合」参加の口実(法的根拠)を得ることは可能なのか?
②そもそも、なし崩し的にイラン戦争始まったらマジでどうする?アメリカ兄貴、イギリスさん、イスラエル様みんなヤル気ですよね?英領ジブラルタル警察、イランのタンカー船長ら逮捕
【イスタンブール=木寺もも子】英領ジブラルタル警察は11日、今月4日に拿捕(だほ)したイランの大型石油タンカーの船長ら2人を、欧州連合(EU)による対シリア制裁に違反した疑いで逮捕したと発表した。英メディアが報じた。2人はいずれもインド国籍。同警察は捜査を継続中で、タンカーの抑留はさらに続くという。
ジブラルタル警察は4日、EUの制裁対象のシリアに原油を運ぼうとしていた疑いで問題のタンカーを拿捕した。これにはイランが激しく反発し、英国船を拿捕するなどの報復を示唆していた。
英政府は11日、同国の石油タンカーが10日に中東のホルムズ海峡でイランの船舶に進路を妨害されたと明らかにした。タンカーを護衛していた英海軍のフリゲート艦が警告したところ、イラン船は離れたとしている。イラン側はこの件への関わりを否定した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47271500S9A710C1000000/>>29
記事ありがとう。
事の顛末は、EUがシリアのアサド政権に課してる制裁をイランが「石油の輸出」と言う形で破ったことみたいだね。
EU(イギリス)「シリアは制裁中や。石油の類はシリアでは売れんぞ。やけん、このタンカーの石油は没収な。」
イラン「ふざけんなや!お前らの制裁なんて知らんわ!こっちにゃ、関係ないわ、ボケっ!あとで、仕返ししたるから吠え面かくなよ!」
こういうことやろね。
シリアの制裁については以下を参照
引用開始――
EUと米国はシリア政府およびシリア国籍の特定個人・特定法人に対して貿易制裁を継続しています。本特別回報では、海運業界と保険業界に関係するシリアに対する主要な制裁と最近の進展による潜在的な影響を概観します。
~中略~
リストされた贅沢品と転用可能な特定の物資、化学品、石油および石油製品の売却、供給、移転、輸出の禁止、ならびに、直接間接を問わずそれらに関連する資金の提供や保険/再保険の提供の禁止。
――引用終わり
参照元URL:https://www.piclub.or.jp/ja/news/12808>>1
【Flower Garden Topics】’19参院選 イラン沖の警備 「専守」枠内で知恵絞れ【中日新聞・社説】
2019年7月12日
平和の国ニッポン、さいこぉ~
◆記事の概要◆
・「有志連合」に参加するべきかを含め、「憲法9条」の範囲で与野党が議論すべき。
・政府は国民に十分な説明を果たしていない。参院選の争点にして国民の審判にかけるべき。争点にせず、参院選後に参加決定するのは国民への背信行為だ。
・日本は外交努力で有志連合の結成を阻止して、自衛隊派遣を回避するべき。それが平和国家・日本の進むべき道だ。
引用開始――
トランプ米政権がイラン沖のホルムズ海峡などの海上を警備する有志国連合の計画を表明した。日本はそもそも参加すべきなのか。参加するとしても何をすべきなのか。憲法九条の専守防衛の枠内で与野党が知恵を絞り、参院選で国民に問うべきだ。
――引用終わり
記事URL:https://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2019071202000113.html
◆考察ポイント◆
①この記者の「脳内お花畑度」はいくらぐらいか?
②真面目な話、米国との安保の影響下にある日本が外交努力で米国の外交政策・軍事行動を掣肘できるわけないだろう。違うか?
③参院選で争点にすべき重要な事柄は、他にもたくさんあるだろ?>>1
【米、韓国へ参加要請】米、韓日に「有志連合」結成への協力要請【東亜日報】
2019.7.12 10:57
この「有志連合」に一人が裏切り者がいるnida!
◆記事の概要◆
・金仁チョル(キム・インチョル)外交部報道官は11日の定例会見で米国から「有志連合」への参加要請を受けたことを仄めかす発言をした。
・先月30日に米トランプ大統領との韓米首脳会談を終えた後、文大統領は「韓米は中東情勢の安定に向けて今後も緊密に協力することで意見が一致した」と述べた。
引用開始――
トランプ米政権が、イランの封鎖警告で緊張が高まるホルムズ海峡を運航するタンカーを護衛するために、「有志連合」の結成を目指して韓国と日本の協力を打診したことが分かった。米国が北朝鮮の核問題だけでなくイラン問題でも韓日に「請求書」を突きつけたのだ。
――引用終わり
記事URL:http://www.donga.com/jp/article/all/20190712/1787545/1/%E7%B1%B3%E3%80%81%E9%9F%93%E6%97%A5%E3%81%AB%E3%80%8C%E6%9C%89%E5%BF%97%E9%80%A3%E5%90%88%E3%80%8D%E7%B5%90%E6%88%90%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8D%94%E5%8A%9B%E8%A6%81%E8%AB%8B
◆考察ポイント◆
①韓国は、今回の有志連合に参加するのか。
②そもそも、するだけの余力はあるのか。イランが外国タンカーを拿捕、乗組員12人 国営メディア
アラブ首長国連邦アブダビ(CNN) イラン国営プレスTVは18日、同国が密輸燃料100万リットルを積んだ外国のタンカーを拿捕(だほ)したと伝えた。このタンカーを捉えたものとする動画も後から公開した。
半国営ファルス通信によると、タンカーは精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」が14日に急襲。船内には乗組員12人が乗っていた。
革命防衛隊は最初、救難信号を受けて出動したが、船内を捜索したところ密輸船と判明したとしている。
プレスTVが同日公開した動画には、小型船2隻がより大型の船の周りを航行する様子が映っており、大型船に書かれた「リア」「パナマ」というマークがくっきりと見える。動画の撮影日時は不明。
パナマ船籍のタンカー「MTリア」をめぐっては、米情報機関が先週末から調査を進めていた。船舶追跡サイトでは今月7日以来、このタンカーの位置を把握できていない。
米情報機関は同船について、先週末にイラン領海に連行された可能性を指摘。イランは17日、技術的問題に見舞われた船舶1隻を救助したと明らかにしていた。
タンカーの所有者は依然不明。米情報機関は当初、アラブ首長国連邦(UAE)の船である可能性を示唆していたが、国営首長国通信(WAM)によると、UAE側は「所有も運航もしていない」と主張。「首長国の人員は乗せておらず、救難信号も発していない」としている。
ファルス通信が革命防衛隊の話として伝えたところによると、同船は外国のタンカーで、ホルムズ海峡にあるララク島の南方で拿捕されたという。
https://www.cnn.co.jp/world/35140124.html原油高騰とタンカー危機、混迷するイラン情勢の行方を読み解く2つのキーワード
<イランによる各国のタンカーを狙った拿捕・妨害が相次ぎ、アメリカは有志連合構想を掲げて強硬姿勢を崩さない。緊張感が高まる中東情勢をエネルギー専門家の視点から読み解く>
アメリカとの対立で混迷を深めるイラン情勢を巡り、原油市場は先行きの不透明感が漂っている。イランによるタンカーの拿捕やその未遂が取りざたされ、情報は錯綜。アメリカは船舶護衛のための有志連合結成を目指し、イランへの圧力を強めている。核合意当事者の欧州は米イランの対話を呼び掛ける一方、当の米イランが強硬姿勢を崩していない。
国際指標の原油先物は7月以降、1バレル当たり60ドルを挟んで推移。今後各国の出方次第では昨年10月以来の70ドルも視野に入る。
波乱含みの有志連合
目下、最も注目されるのは有志連合の行方だ。米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は7月9日、ホルムズ海峡などで民間船舶の安全確保を担う有志連合の結成を目指すと明らかにした。タンカーへの攻撃や妨害、その疑惑が相次いでいるためで、同氏は2週間ほどで参加国を見極め、各国の軍と具体的な活動内容を協議したいと説明した。早ければ7月下旬にも立ち上がる可能性がある。
~省略
日本の中東依存度は9割
エネルギー資源の少ない日本にとって中東は極めて重要な地域だ。ほぼ全量を輸入に頼る原油は、現在ではその9割近くを中東産が占めている。
日本は「エネルギー安全保障」を掲げ、供給源を多様化させる戦略を取ってきた。かつて1970年代の石油ショックを教訓として、中東依存度を低下させてきた。その結果、1967年度に91.2%に達した中東依存度は、1987年度に67.9%まで低下した。しかしその後、原油価格が安かった時代を経て、再び中東に偏重するようになってきた。
輸入原油の8割が通ると言われるホルムズ海峡は、日本にとって最重要のシーレーンだが、トランプ氏は6月にツイッターで「なぜアメリカが他国のために無償で航路を守っているのか。船舶は自国で守るべきだ」と主張していた。
~省略
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12568.phpイラン イギリスのタンカーを拿捕
2019年7月20日 10時28分
イランの精鋭部隊の革命防衛隊は19日、ペルシャ湾のホルムズ海峡でイギリスのタンカーを拿捕したと発表しました。イランのタンカーが、イギリスの主権下にあるジブラルタルの当局に拿捕されたことへの報復とみられ、一段と緊張が高まることは避けられない情勢です。
イランの精鋭部隊の革命防衛隊は19日、国営放送を通じて、ペルシャ湾のホルムズ海峡でイギリスのタンカーを拿捕したと発表しました。
拿捕の理由について革命防衛隊は、「国際的な航行規則に従わなかったため」だとしていて、すでにタンカーを、取り調べを行うイランの海事当局に引き渡したとしています。
一方、イラン側に拿捕されたタンカーについてイギリス外務省はイギリス船籍とリベリア船籍の合わせて2隻で解放に向け対応を急いでいると発表しましたが、これに対し、イランのメディアは、軍の当局者の話として、拿捕したのは1隻のみでもう1隻は警告を発しただけだとしています。
イランとイギリスをめぐってはイギリス領ジブラルタルの当局が今月4日、EU=ヨーロッパ連合の制裁措置に反してシリアに原油を運ぼうとしたとしてイランのタンカーを拿捕し、これに対し、イラン側は直ちに解放するよう求め強く反発していました。
イランによるイギリスのタンカーの拿捕は、イギリスに対する報復とみられ、緊張が一段と高まることは避けられない情勢です>>35
続き
英の船会社“連絡が取れない状態”
イギリスの船会社ノーザン・マリングループは声明を発表し、日本時間の20日午前0時ごろ、自社が運航するタンカー「ステナ・インペロ」がホルムズ海峡を通過中にどこの所属かわからない小型船とヘリコプターの接近を受けたと明らかにしました。
このタンカーはイランの方角に向かっていて、連絡が取れない状態だということです。
会社によりますと、タンカーの乗組員は23人で、けが人などの情報は入っていないということです。
イギリス政府と連携して対応に当たっているとしています。
英外相「拿捕されたタンカー2隻」
イギリスのハント外相は政府の緊急会合に出席する前、「イギリス船籍のタンカーとリベリア船籍のタンカーの解放に向けた検討を進める」と述べて、拿捕されたタンカーが2隻あることを明らかにしたとイギリスのメディアが伝えました。
そのうえで、イランに駐在する大使が、解決に向けてイランの外務省と連絡を取っているほか、各国とも連携して対応にあたっていると説明しました。
イギリスのハント外相は「タンカーの拿捕は決して容認できず、航行の自由が維持されなくてはならない。この状況がすぐに解決されないなら深刻な結果を招くことになる」と述べて、イランに対しタンカーを速やかに解放するよう求めました。
一方で「解決にあたって軍事的な選択肢は考えていない。あくまでも外交的手段で解決されるべきだ」と述べて、イランのザリーフ外相との会談などを通じて、事態の打開を図る考えを示しました。>>36
続き
リベリア船籍のタンカー“すでに解放”
イギリス外務省がイランに拿捕されたと発表したリベリア船籍のタンカーを運航するイギリスの船会社は「タンカーはすでに解放され、現在は自由に航行を続けている。すべての乗組員は安全であることを確認した」とするコメントを発表し、現在は拿捕されていないことを明らかにしました。
英政府 緊急会合
イギリスのタンカーが拿捕されたことを受けてイギリス政府は緊急の会合を開き、対応を検討していると現地メディアが伝えています。
米大統領 英と対応協議へ
アメリカのトランプ大統領は19日、ホワイトハウスで記者団にイランがペルシャ湾のホルムズ海峡でイギリスのタンカーを拿捕したと発表したことを受けてイギリス側と今後の対応を協議する考えを明らかにしました。
そのうえで「イランについて私が言い続けてきたことが正しいことが分かるだろう。イランは単なるトラブルでしかない」と述べ、核合意を結ぶなどイランとの距離を縮めたオバマ前政権の政策を批判しました。
米のNSC「同盟国などと引き続き取り組む」
イランがペルシャ湾のホルムズ海峡でイギリスのタンカーを拿捕したと発表したことについてアメリカのホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議は19日、NHKに対し、「イギリスが、エスカレートするイランの暴力の標的となったのは、1週間で2度目だ。イランによる悪意ある行動からわれわれの安全や国益を守るため、同盟国などと引き続き取り組む」とするコメントを出しました。>>37
続き
2隻の航路
世界各国の船舶の位置情報を公開しているウェブサイト「マリン・トラフィック」によりますと、イギリス船籍の「ステナ・インペロ」は、長さ183メートル、総トン数およそ3万トンのタンカ-です。
今月19日にUAE=アラブ首長国連邦のフジャイラ港を出発し、21日にサウジアラビアのジュバイルの港に到着する予定だとしています。
タンカーがたどった航路からは、西に向かっていた「ステナ・インペロ」が、ホルムズ海峡にさしかかったところから、急に進む方角が北に変わったのがわかります。
さらに、タンカーの速度を記したグラフからは、一定の速度を保っていましたが、日本時間の午前0時20分ごろを境に、速度が急に上がったり下がったりしているのがわかります。
また、もう1隻のリベリア船籍の「メスダー」は、長さ333メートル、総トン数16万トン余りのタンカ-で、イギリスの船会社が運航しています。
ことし4月に中国の港を出発し、今月20日にサウジアラビアの港に到着する予定だとしています。
ペルシャ湾を西に進んでいた「メスダー」の航路も、急に北に変更されたほか、タンカーの速度を記したグラフからも、日本時間の午前1時ごろを境に、速度が急に落ちたことがわかります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190720/k10011999701000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003>>1
【参加説明会】米、有志連合構想で協力呼びかけ ホルムズ海峡警護 【日経新聞】
2019/7/20 5:52
米国「うちとしては、ホルムズ海峡が通れなくてなくなっても、そんなに困んないんだからねっ!!」
◆記事の概要◆
・米政府は、日本を含む各国外交団を招き、有志連合に関する説明を行った。
・60か国以上が招待されたが、出席した国の数は不明
・25日にも会合が予定されており、米軍と各国の役割分担などの詳細を米国側が説明すると予想されている。
引用開始――
【ワシントン=中村亮】米政府は19日、国務省で日本を含む各国外交団を招いた会合を開き、中東のホルムズ海峡周辺を航行する民間船舶の安全確保に向けた有志連合構想について説明した。船舶の護衛を各国に委ねる方針を示し、各国に艦船派遣や資金拠出を求めたとみられる。25日にフロリダ州タンパで2回目の会合を開き、詳細を説明する予定だ。
――引用終わり
記事URL:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47574290Q9A720C1000000/
◆考察のポイント◆
①日本としては、ここ最近、急激にきな臭くなってきたホルムズ海峡に自衛隊を出すのはリスク高いがどうする?
②米国は、この有志連合をそのまま「対イラン同盟」になし崩し的に発展させるつもりか?イランのザリフ外相は、ペルシャ湾でのイランの行動は国際海洋規則の遵守に向けられていると述べた。
ザリフ外相は「ジブラルタル海峡での海賊行為とは異なり、ペルシャ湾における我々の行動は国際海洋規則の遵守に向けられている。米ニューヨークで私が述べたように、イランこそがペルシャ湾とホルムズ海峡の安全を保証している。英国は米国の経済テロリズムの共犯者であることを止めるべきだ」とツイートした。
今月4日、英軍がジブラルタル沖で、イラン船籍のタンカー「グレース1」を拿捕した。理由として、現在イランが主張しているのと同様に、国際規則違反を挙げている。
今月20日、イラン船籍の漁船との事件を受けて、イラン当局がホルムズ海峡でタンカー「ステナ・インペロ」を拿捕した。イラン革命防衛隊の海軍は、全ての必要な手続きを経て、バンダレ・アッバース港にタンカーを送った。
https://jp.sputniknews.com/middle_east/201907206493843/ランが針路変更強制か アルジェリア企業タンカー
2019.7.21 07:12国際中東・アフリカ
国営アルジェリア通信は20日、イランの沿岸警備隊が、ホルムズ海峡を通過していたアルジェリアの国営企業が所有する石油タンカーの針路を、イランの領海に入るように一時的に変更させたと伝えた。国営企業の話としている。タンカーに被害はないという。
タンカーは19日、中国の企業に原油を輸送するため、サウジアラビアの精製施設に向かう途中だった。
ロイター通信によると、タンカーは一時的な針路変更後、通常の運航に戻った。(カイロ 共同)選択肢は三つだろうな
ホルムズ海峡で日本の船が撃沈、およびそれに関する人たちが殺されても、世界から無視される道を選ぶか
有志連合に協力するか
有志連合の話をなかったことにするか厄介だな
日本のタンカー守る為に派遣するのはいい
だがこれ、イランへの圧力艦隊なのは
明白だからね
いざ、イランと戦争になれば
日本も参加しろと言ってくる
うちだけ抜けますとも、言いにくい
日本はイランとは戦わないと
そこははっきりさせておくべきだ
同盟だからって、アメリカのワガママにまで
つきあう義理はないとねイランの核配備は止めなきゃならんが
アメリカは喧嘩っぱや杉だ
話せばわかるの、パヨク主義も困るが
なんとしても、イランを外交交渉で止めないと
リーマンショックどこじゃ済まんぞこれ
増税延期しよう>>43
1は民主主義国家の建前「国民主権」の観点から無理だろう。そんなことするのは、日本人相手なら殺しても奪ってもOKだと日本政府が公言するのと変わらないからね。
3も難易度は高いだろうな。トランプの顔に泥を塗るだけでなく、米国の保守層や米軍内の対イラン恐慌派には「日本はアメリカの安全保障政策に協力するつもりはありません」と聴こえるだろうし。
現実的には、2の有志連合への協力の1択しかない。問題は、どこまで協力をするか。そこで、米国の主張に完全同意して日本が米国のポチであることを証明するのか、あるいは、意思を持って「ここまでなら日本国の国益の範囲」だと矜持を見せるのかが問われるんじゃないかな。>>44 >>45
「イランとは戦わない」と宣言したいのは、日本政府や国民の本音だろうけど、それを言ってしまったら、日米関係にヒビが入るのは避けられそうにないね。米国にとって、いまや、米日同盟は米英同盟に次ぐ深い同盟関係。その相方に「アイツはお前の敵かも知れんが俺の敵ではない」と言われたら、立つ瀬がないだろう。その間隙を縫ってイランは粛々と核開発を進めるだろうし。アメリカの保守層からは、日本は自国の石油利権のためにイランを擁護していると愛想を尽かされる。
やはり、イランの核開発の防止に力点を置いて、「イランが開発を強行するなら、日本もイランには味方できない」ぐらいの主張に留めておいた方が、日本のポジションにも適しているかも知れないね。
いずれにせよ、イラン相手に戦争すれば、経済的な損失だけでなくて、シーア派のイスラム教徒を敵に回すことになるから、本当に御免こうむりたいよね。>>42
ヘリコプターで強襲したんかwやるな、革命防衛隊>>1
【ボルトン日韓歴訪】米補佐官、日韓歴訪に出発=有志連合で協力要請か 【時事通信】
2019年07月21日10時37分
ボル爺「ほな、安倍はん、ホルムズ海峡の件、よろしゅうな。強制はせんが、まあ、察してくれや」
◆記事の概要◆
・ボルトン米大統領補佐官は20日、日韓歴訪に出発した。
・ホルムズ海峡での有志連合への協力要請が目的とみられる。
・協力体制構築のため悪化する日韓関係の改善を両国に促す可能性もある。
引用開始――
【ワシントン時事】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は20日、日本と韓国の歴訪に出発した。イラン情勢が緊迫する中、ホルムズ海峡などで船舶護衛を目的とする有志連合結成に向け、日韓両国に協力を求めるとみられる。
――引用終わり
記事URL:https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072100154&g=int
◆考察のポイント◆
①ボルトン爺さん、有志連合への参加の件、かなり圧力掛けてくるだろうが日本政府は上手くいなせるだろうか。
②一番嫌なのは、韓国への政策に口を出されることだが、安倍首相はどのように対応するべきか。イラン、英拿捕タンカーとみられる新たな映像公開
イランの革命防衛隊は21日、拿捕(だほ)したイギリスのタンカーとみられる新たな映像を公開しました。
たなびくイランの国旗。これは、中東・ホルムズ海峡で拿捕されたイギリスのタンカー「ステナ・インペロ」です。
21日にイラン革命防衛隊が公開した新たな映像では、タンカーはイラン南部・バンダレアッバースの港に留め置かれているとしています。
「命令に従えば安全は保証する。航路を直ちに変更せよ」(革命防衛隊からの交信とされる音声)
一方、こちらはイラン革命防衛隊がイギリスのタンカーを拿捕する直前の無線のやり取りだとする音声です。
イラン側は「タンカーはイランの漁船と衝突したうえ、救難信号に応えなかった」と主張していますが、実際に衝突事故があったのかどうかは不明です。
イギリス政府がイラン関連の資産凍結などの対抗措置を検討していると報じられていて、対立が深まりつつあります。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3731408.html英、欧州主導で船舶保護へ
米有志連合と一線か
2019/7/23 05:26 (JST)
一般社団法人共同通信社
【ロンドン共同】ハント英外相は22日、中東のホルムズ海峡での船舶保護を欧州主導で目指す方針を表明した。「イランに最大限の圧力を加える米国の政策の一部ではない」と強調。トランプ米政権との協力は模索するが、米国が主導する有志連合構想と一線を画す考えを示唆した。
ハント氏は下院で「国際法上、船舶の航行を阻害する権利はない」と主張し、イラン革命防衛隊による英タンカー拿捕は「国家による海賊行為」と改めて批判。船員や貨物がホルムズ海峡を安全に往来できるよう支援するため、欧州諸国が協力して軍艦を派遣することなどを検討していると明かした。訪日中のボルトン米大統領補佐官は22日、河野太郎外相、谷内正太郎国家安全保障局長と会談した。
共同通信が報じるところ、ボルトン氏は「非常に生産的な協議を行った」と述べた。
日本は米・イラン対話の仲介役として成功できるか
安倍晋三首相は、日本が米国とイラン間の緊張緩和で自国の役目を果たすと述べた。
報道によると、イランの行動を受けて中東で緊張が高まっていることを受け、ボルトン氏は訪日中、同海域での船舶保護のための国際的な連合の設置を協議する方針だった。
トランプ米大統領は6月、安倍首相とオマーン湾でのタンカー攻撃について話し合った。
https://jp.sputniknews.com/politics/201907236499371/ホルムズ海峡船舶保護でドイツも米戦略に加わらず
2019.7.23 15:08国際欧州・ロシア
【ベルリン=宮下日出男】ハント英外相が欧州諸国とホルムズ海峡での船舶保護で連携する意向を表明したことを受け、ドイツのマース外相も22日、英仏独が緊密に協調していると明らかにした上で、「われわれは緊張につながることをしない」と強調。有志連合の結成を目指す「米国の戦略には加わらない」と表明した。
https://www.sankei.com/world/news/190723/wor1907230030-n1.html防衛相「全体状況を見ながら判断」 ホルムズ有志連合
2019.7.23 14:25政治政策
岩屋毅防衛相は23日の記者会見で、中東・ホルムズ海峡の安全確保に向けた米国主導の有志連合に関し「外交努力を続けると同時に、全体状況を見ながら、わが国として何ができるかを判断していく」と述べた。
日本の対応について「予断を持って答えることは控えたい」とする一方で「すぐに自衛隊を派遣するような状況にはない」との認識も改めて示した。
https://www.sankei.com/politics/news/190723/plt1907230030-n1.html>>51
これは、けっこう重要なニュースだな。日本政府の判断にも影響するかも知れん。ニュース投稿しようとしたけど、同じような内容になりそうなので、ちょっと控えます。
米国主導の「有志連合」結成は、今回は失敗する可能性が出てきた。イギリスが参加せず、独仏と同じ枠組みに参加するのは予想外だった。>>53
やはり、治安維持目的の「有志連合」を対イラン戦争を目的とした「同盟軍」に昇格させようとする米国のスケベ心を各国に警戒されているな。
これは、日本政府も理由をつけて断りやすくなったのではないか?
ただ、いずれにしても、ホルズム海峡での民間船の保護は、日本が自国でやらねばならない事でもあるだろうから、時間が掛かっても国会での特別措置法の制定をした後、護衛艦を派遣する流れになるだろうな。>>1
【まずは外交努力】全体状況見極め判断 「有志連合」で岩屋防衛相【FNN】
2019年7月23日 火曜 午後8:27
「ちょっと待ってほしい」という日本政府
◆記事の概要◆
・米国が提唱する「有志連合」について、岩屋防衛相は全体状況を見極めつつ判断する考えだ。
・岩屋防衛相は「ホルムズ海峡は、日本に関連する船舶が年間1,700隻ほど通過しているので、同地域の緊張が高まらないよう外交努力を続けつつ、日本に何ができるかを判断する」と言う意向を示した。
・岩屋防衛相は、同地域の緊張が解けていないという認識に立ち、「今の段階ですぐに自衛隊を派遣するような状況にはない」と表明した。
引用開始――
中東のホルムズ海峡付近で、タンカーなどを護衛するためアメリカが提唱する「有志連合」構想について、岩屋防衛相は、全体状況を見極めながら判断する考えを示した。
――引用終わり
記事URL:https://www.fnn.jp/posts/00421309CX/201907232027_CX_CX
動画URL:blob:https://www.fnn.jp/90cba936-af8a-400f-a654-8e1a81c10b4f
◆考察ポイント◆
①(米国・イスラエル主導の)戦争へ直行しそうな有志連合への参加は危険では?
②参加するなら、最低でも、イスラム教過激派の国内テロと今後お付き合いしていく覚悟を決めるべきか。
③また、今の法的枠組みでは、米国の求める「可及的速やかな」有志連合結成には参加できそうにないが、米国はそれでも日本の参加にこだわるか。>>1
【できること】日米印で機雷処理訓練 ホルムズ「有志連合」想定?【FNN】
2019年7月24日 水曜 午前6:38
「ちょっと待ってほしい」という日本政府
◆記事の概要◆
・海自、米海軍、印海軍は23日に青森県沖で機雷処理訓練を行った。
・3か国のおよそ1,100人が参加し、7月18日~30日まで行われる予定
・ホルムズ海峡での「有志連合」結成を想定しているとみられる。
引用開始――
海上自衛隊とアメリカ海軍、それにインド海軍は23日、青森県沖で行われた機雷を処理する訓練を報道陣に公開した。
――引用終わり
記事URL:https://www.fnn.jp/posts/00421324CX/201907240638_CX_CX
◆考察ポイント◆
①日本政府は、ホルムズ海峡での「機雷封鎖」が行われたら参加する腹積もりか。
②あるいは、今回の3か国の連携をアピールを「有志連合への参加」に替えるつもりか。
【ホルズム海峡と安全保障】米、イラン沖で有志連合を結成へ 中東の船舶護衛 【日経新聞】
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