三星電子、SKハイニックスなど国内半導体メーカーの最高経営者が「日本が輸出規制を緩和しなければ、今月末から工場稼動が中断される恐れがある」という懸念を政府に伝えた。
「経済報復措置を講じている」という政府の強硬対応方針については「韓日間の全面戦争に拡大すれば、韓国企業の被害があまりにも大きくなる」と反対の意向を明らかにした。
政府関係者は「半導体メーカーCEOたちは、エッチングガス(高純度フッ化水素)など一部素材の在庫が2~4週間分に過ぎず、早ければ今月末、工場が止まるかもと懸念した」と話した。
全体数百の工程のうち、一つの工程に問題が起こっても、半導体ラインは稼動を中断しなければならない。
工場1時間だけの停止で、兆ウオン単位の損失…「半導体大口」ライバル企業に奪われる
三星(サムスン)電子、SKハイニックスなど韓国の半導体メーカー各社は、韓日間の対立が長引く可能性を念頭に置き,減産、工場稼動の中止などシナリオ別に危機状況に備えているという。
ソウル大学国際大学院の安徳根教授は「両国政府が'強対強'に対峙し、戦線が広がれば韓国企業はより大きな被害を受けるだろう」とし「戦争は自制しなければならない」と助言した。
サムスン「今月末から工場稼動が中断される見込み」
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