日本と韓国の差は何かというと、日本は小さいころから、正義と悪を意識すると思うのです。
正しい事と、やってはいけないこと。
たとえ、建前だけになっていても、これが正義だ!ということは強い。
でも、韓国は、正義より強者の方が強い。強者が正義となってしまう。だから、常に弱者と強者の関係を意識するような気がする。
両方の国で暮らし、友達も多い僕が思うことだから、間違いない。
日本が正義と悪というのは、日本人には、小さい時からそばにあったヒーローや時代劇。
スカッとするのが、人々に根づいている。ウルトラマンや仮面ライダー、水戸黄門や、遠山の金さんなど、正義が悪に勝って、スカーーッと完結します。
今のドラマや映画もそんな作品が多いですよね。
でも、韓国は、韓流で日本によく輸出されているメロドラマもあるが、実際は強者と弱者を描いたドラマや映画が多い。
自分の子どもを見ても、子ども向け漫画には、正義が悪を成敗するというのはあまりないような。
今回のカンヌ国際映画祭でも長編コンペティション部門の最高賞パルムドールに、韓国のポン・ジュノ監督の「パラサイト」が選ばれましたが、内容は、韓国社会の貧富の格差を主題にした作品だ。
(以下リンク先参照)
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019052100014.html
「正義」に重きを置く日本、「強者」に従う韓国
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