韓国観測史上2番目の大地震「自然発生ではなかった」 地熱発電所が触発
聯合ニュース 2019.03.20 13:53
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190320001900882
【ソウル聯合ニュース】
韓国南東部の慶尚北道・浦項で2017年11月に発生したマグニチュード(M)5.4の地震
(浦項地震)について、政府調査研究団は自然地震ではなく近隣の地熱発電所が触発した
ものだったと結論付けた。大韓地質学会が20日、ソウルで記者会見し、浦項地震に関する
政府研究団の調査結果を発表した。
浦項地震は16年9月に慶尚北道・慶州で起きたM5.8の地震に次ぎ、韓国で観測史上2番目に
大きい地震だった。
地熱発電は数キロメートルの地下に水を流し込んで地熱で温め、このときに発生する蒸気で
タービンを回して発電する。地面を4~5キロほど深く掘る上、地下に水を注入して取り出す
プロセスがあるため、地盤が弱くなり断層に応力が加わって地震が起きる可能性がある。
浦項地震が起きた直後、震源地が地熱発電所から数百メートルの地点だったことを挙げ、
科学界では地熱発電所が関係しているとの見方が出ていた。
韓国観測史上2番目の大地震「自然発生ではなかった」
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