2018年12月26日、韓国・ニューシスは「クリスマスツリーの木は韓国由来、どうやって世界に広まった?」と題する記事を掲載した。
記事は「クリスマスが西洋から伝わったため、クリスマスツリーに使われる木も当然、西洋の木だと考える人が多い」としつつ「実はクリスマスツリーに最も多く使われる木は韓国由来だ」と伝えている。
記事によると、欧州でクリスマスツリーとして最も人気のある木は、朝鮮半島固有の常緑高木「チョウセンシラベ」。1907年にフランスの植物学者が済州島の漢拏山で採集し、20年に英国の植物学者が「アーノルド植物園研究報告集」に新種として掲載したことで世界に知られるようになった。その後、数十種の改良種が開発され、米国や欧州一帯に広まったという。
しかし最近、原産地の済州島ではチョウセンシラベの森が徐々に縮小しており、今後100年以内に絶滅する危機が懸念されているという。こうした状況を受け、国際自然保護連盟(IUCN)は2011年にチョウセンシラベを絶滅危惧IB類(EN)に指定した。さらに今後分布面積が10平方キロ以下となり、絶滅危惧IA類(CR)となる可能性も指摘されている。韓国の国立山林科学院関係者は「チョウセンシラベは育種の重要性を象徴する品種」とし、「これまでは韓国の固有種を外国に奪われてきたが、今後は種の重要性に対する社会的認識の変化や積極的な対策が求められる」と話しているという。
ソース(韓国語)
>https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=421&aid=0003754998
【한국】最新ファンタジー「クリスマスツリーは韓国起源」【기원설】
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