韓国は国際法を守れないだけでなく、和紙代用品として韓紙を海外で売込み
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韓国は、海外において和紙の代用品として韓紙を売り込み始めています。
文化庁によると、韓紙とは、楮を原料とした流漉の紙であり、日本の楮紙と原料は近いが同一ではなく、原料処理の方法、添加物の入れ方など、修理用紙としては日本の和紙と同質ではないとのことです。韓国では、20世紀に木材パルプを原料とする機械漉の紙が普及したために、伝統的な楮紙の生産者は激減し、現在は数軒にまで減少してしまいました。そのため、国が支援し、韓紙の振興を行う法人「韓紙開発院」を設立するとともに、国内外への韓紙の普及宣伝活動を実施し始めました。ただし、材料処理の仕方などが明らかにされていないため、海外の修理においても、当然安全性の高い和紙が主流となっています。日本の文化財の修復では、50年から100年に1度の修理周期に耐えうるよう、伝統的な材料(日本産楮)と技術で生産された和紙(美濃紙、美栖紙、宇陀紙)を使用することが不可欠となっています。我が国においては、需要激減による原材料生産者の減少や高齢化が課題となっており、支援が不可欠です。
欧米には、過去において日本の古美術品が多数収集されており、現在も多数存在しています。我が国の和紙は、日本の古美術品の修復はもちろん、海外の文化財修理においても、優れた修理材として認識されており、多くの美術館・博物館で利用されてきました。一方、近年韓国による積極的な韓紙のアピールにより、近年一部の美術館・博物館では韓紙を利用し始めている事例が出始めています。
和紙まがいの韓紙が海外で流通
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