今年に入り竹を刃物で彫ったような落書きが相次いで見つかった嵐山(京都市右京区)の竹林で13日、京都市職員や地元ボランティアら約20人がチラシなどを配りながら、観光客らに竹林保護を訴えた。
本格的な秋の観光シーズン到来に合わせ、落書きが禁止されていることを知ってもらい、マナー向上につなげるのがねらい。
関係者らは被害が相次いだ「竹林の散策路」周辺で「落書きは犯罪」などと書かれたチラシやポケットティッシュを手渡し、「竹林保護にご協力ください」などと訴えていた。
落書きは今年2月ごろから増加。多くは外国人観光客が書いたものとみられ、4月には100本以上の竹で落書きが見つかった。その後、外国人観光客への注意喚起などにより現在は減少傾向にあるという。
竹林を管理する人力車運営会社の担当者は「竹林の景観が保たれるよう、観光客の皆さんにはモラルを持って楽しんでもらいたい」と話している。
http://www.sankei.com/west/news/181014/wst1810140018-n1.html
京都の嵐山で竹林落書き防止キャンペーン
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