東京都議会の定例会は最終日の5日、本会議が開かれ、再来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、性的マイノリティーへの差別やヘイトスピーチをなくすための都独自の条例案が賛成多数で可決・成立しました。
東京都は今回の都議会の定例会に、あらゆる差別を認めないオリンピック憲章の理念の実現に向けて、性的マイノリティーへの差別やヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動をなくすための独自の条例案を提出しています。
この条例案について5日の本会議では、都民ファーストの会や公明党、共産党などが「2年後に迫った東京大会までに世界の潮流を捉えた人権施策を推進することは、ホストシティーとしての都の責務だ」などとして賛成したのに対し、自民党は「都民に見える形で意見を聴取し、広く議論してもらっていない」として今回の定例会で結論を出さず、継続して審議するよう求めて反対しました。
採決の結果、条例案は賛成多数で可決・成立しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181005/k10011659811000.html
東京都 ヘイトスピーチをなくす条例成立
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