「巨文島(コムンド)の人々は、独島(トクド=日本名竹島)でワカメも採り、可支魚(アシカ)を捕獲して油を作って農家で肝要に使う」
巨文島(全羅南道麗水市三山面)で生涯を暮らしたキム・ビョンスン氏(1915~2010)が残した記録だ。嶺南(ヨンナム)大学独島研究所は今年初め、巨文島の現地を調査した結果、巨文島の住民たちが19世紀から20世紀初頭まで独島で漁猟活動をした記録を確保したと発表した。
湖南(ホナム)の漁民が独島に出漁に出たのは、独島の領有権と関連している。韓国学界では、全羅道(チョンラド)の南海岸地域でトルソムを「トクソム」と呼んでいるが、この地域の漁民たちが独島に出漁したことが、独島の語源になったとみている。この時期に巨文島と草島(チョド)の住民たちが独島に出向いて漁猟活動をしたことは、口述を通じては知られているが、関連記録はなかった。
続く
http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1469308/1
「独島で漁」…巨文島の住民が残した記録を発見
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