3/8、アメリカで鉄鋼・アルミ製品の輸入品に対する25%もの関税措置が正式に決定されました。
初期は全世界の全ての国が対象とされていましたが、後日、EU・カナダ・メキシコは今回の関税措置から除外されました。
日本やオーストラリア、韓国、中国は関税の対象となります。
しかし、3/8同日、日本が主導していたCPTPPも正式署名が成されました。
このCPTPPの効果により、日本やオーストラリアはカナダ・メキシコとの貿易で鉄鋼・アルミ製品の輸出入は原則非課税となります。
つまり、トランプ大統領が日本やオーストラリアに課そうとした関税はCPTPPが正式署名されたことにより、カナダ・メキシコを中継して輸出することでCPTPP加盟国には無効となります。
トランプ大統領就任後、アメリカがTPPを脱退し空中分解しかけたTPPを、安倍首相がリーダシップをとり成立されたことが、正式署名された当日から威力を発揮しています。
[安倍の頭脳戦]CPTPP加盟国の威力とトランプの苦悩
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