▼過度なウォン高ドル安
全産業の7割を占める輸出の競争力が低下し不況が訪れる。企業の資金繰りが滞り、倒産が発生する。
▼過度なウォン安ドル高
対外債務が膨張してデフォルト危機が訪れる。言うなれば国が倒産。
平時はウォン安誘導(為替操作)をするためにウォン売りドル買いの市場介入をしてあえる。
自国通貨を売るのは比較的容易にできる。
過度なウォン安局面での為替操作は、ウォンを買ってドルを支払う取引。介入すればするほどドルが消えていく。
為替操作の甲斐もなくウォン安が進んでしまったら、例えば1ドル1000ウォンから1ドル1500ウォンに暴落したら、ドル建て債務は1.5倍に膨らむ。
為替操作でドルを消費している中で、借金の期限までにドルが集められないとゲームオーバー。デフォルトだ。
対外債務国(外国に持つ資産より外国からの借金の方が大きい国)ではより厳しい状況になる。
韓国のデフォルト危機はすでに2回あった。1997通貨危機と2008リーマンショック。下のグラフの2つの山がそれだ。
第三の山が来ちゃうのか?
アメリカから為替介入を止められて、大きな谷を描くのか?
ウォンの為替レートにはコリアウォッチャーとしては常に注目が必要だ。
みなさんは今後の為替動向をどのように見立てますか?
韓国ウォンの為替レートを生温かく見届けるスレ
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