日本人にも人気の韓国「ノリ」輸出本腰もくすぶる汚染疑惑 塩酸不正使用、発がん性物質… 2017/10/3 (抜粋)
韓国産のノリはここ数年、海外で低カロリーのスナックとして人気を集めており、輸出額は07年の6000万ドルから16年には3億5000万ドルに急増している。韓国の主要輸出食品の即席麺や高麗ニンジンの輸出額を上回っているという。
日本では、零細事業者を保護するためにノリの輸入数量枠を設定している。しかし、韓国側が貿易障害だとしてWTO(世界貿易機関)に提訴する動きを見せたことから、日本側が輸入数量枠を段階的に引き上げている。
しかし、日本の消費者が韓国産ノリへの不信感を抱かざるを得ない“事件”があった
2月中旬から3月下旬にかけて、日本海沿岸各地で大量のポリタンクが漂流。ポリタンクの多くには、ハングルや「過酸化水素」の表示があり、社名が記載されていた韓国の化学メーカーは「ポリタンクの不法投棄には、韓国のノリ養殖に伴う塩酸の不法な使用が関わっている」と説明した。
不法使用の詳細は以下の通りだ。韓国では、ポリタンクが業者にリサイクルされず、塩酸を詰め替えて違法に販売されるケースが後を絶たないといい、この塩酸でノリの養殖などで使う網を消毒しているという。
しかし、塩酸の使用は法律で禁じられており、昨年から今年にかけて、韓国当局が取り締まりを強化した。そこで、養殖業者がポリタンクを海洋に投棄し、日本に漂流したのではないかというのだ。
環境省では06年度から日本海沿岸への廃ポリタンクの漂着状況を調査しており、11年度は9723個、12年度は5457個、14年度は1万4465個を確認している。
韓国産ノリをめぐる安全性の問題はこれだけではない。14年9月、中国の衛生当局は国内に輸入された韓国産ノリから基準値を超える発がん性物質が検出されたことを明らかにした。海洋汚染か、生産、加工、包装のいずれかの段階で汚染された可能性がある。
http://www.sankei.com/premium/news/171003/prm1710030003-n1.html
韓国「ノリ」輸出本腰もくすぶる汚染疑惑 塩酸不正使用、発がん性物質…
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