・・・3秒ごとに電話攻撃!
ソウル市民生司法警察団がチラシによる売春を元から絶つプログラムを開発した。これは、コンピュータープログラムを利用し、売春あっせんのチラシに書かれた電話番号に立て続けに電話をかけるというものだ
売春業者はほとんどが警察の追跡を逃れようと違法な他人名義の携帯電話「大砲フォン」で営業しているため、この方法は「大砲キラー」と名づけられた
「大砲キラー」は売春業者と需要者の男性が電話で連絡できないようにするものだ。コンピューターに売春業者の電話番号を入力すると、自動的に該当の番号に対して発信番号を変えながら3秒ごとに電話をかけ続ける。 これは、ハッカーたちが特定のサーバーやホームページなどを攻撃する時に使う「DDoS攻撃」に似ている。「DDoS攻撃」とは特定のウェブサーバーに過度の負荷をかけ、サーバーを無能力化するハッキング手法だ
これまで民生司法警察団は通信企業3社と覚書を交わし、売春業者が利用する電話番号を停止させるなどの努力をした。しかし、それにも限界があった。 番号を停止させるのに5-7日間という時間がかかるため、その間は売春業者が営業できる。番号が停止されると、携帯電話番号を変えて引き続き営業する。
今年3月には民生司法警察団の隊員がバイクに乗り、チラシをまいていた容疑者をつかまえようとして事故に遭った。このため、民生司法警察団が外部業者に「大砲キラー」開発を依頼、5カ月を経て完成させたのだ。 「大砲キラー」の運営は民生司法警察団・自治区・ボランティアが協力して行う。ソウル市が25自治区の協力を得て募集した市民ボランティア100人は、街で売春チラシを回収して民生司法警察団に渡し、民生司法警察団がこの番号を集めて「大砲キラー」に入力する
売春業者がかかってきた電話に出ると「ソウル市民生司法警察団です。屋外広告物および青少年保護法に違反しているため捜査中です。すぐに違法な売春をやめてください」というアナウンスが流れる。 午後8時から翌日午前3時まで、3秒ごとに電話番号を数百種類も変えながら電話するため、業者がいくら着信拒否しても意味がない。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/08/24/2017082401005.html
【韓国】ソウル市、売春チラシ対策で電話攻撃プログラムを開発
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