2017年4月26日「ベトナムピエタ」像が「平和の島」済州の江汀(カンジョン)村にも建てられた。
韓国・ベトナム平和財団は2016年10月11日、ベトナム中部のダナン博物館に、彫像「ベトナム・ピエタ像」を贈呈した。同財団は、韓国政府にベトナム戦争での虐殺事件の謝罪を求める運動をしており、贈呈した像はベトナム戦争中に韓国軍が行った虐殺行為を謝罪する意を込めたものだ。女性が赤ちゃんを抱く姿を描いたもので、被害者となった母子を表している。
「私の野蛮を記憶し、また記憶する/ここで/ベトナムの最後の子守歌が韓国の子守唄と出会う/ああ、東アジアの波の音よ、君と私の波の音よ」(高銀)。「韓国とベトナムの間に憎悪の跡が消え/愛だけが残るそんな世の中を作るのは/もう君と私の役目ではなかろうか!」(タンタオ)
「ベトナムピエタ(最後の子守唄)」を題名に、韓国の代表的な詩人、高銀(コ・ウン)氏とベトナムを代表する詩人、タンタオ氏の詩が刻まれた銅板。
ベトナムの民間人虐殺と性暴力被害者の心強い味方は、元慰安婦だった。キル・ウォンオクさん、キム・ポクトンさんの提案で、挺対協は戦時性暴力の被害者を支援する「蝶基金」を設立した。蝶基金は、ベトナムで韓国軍の性暴力の被害に遭った女性の事例を調査・支援する。
故ムン・ミョングムさんは2000年、「ベトナム戦争真実委員会」に4300万ウォンを寄付し、平和博物館の建設推進委員会の母胎となった。当時、共同生活施設「ナヌムの家」に住んでいたムンさんは「ベトナムの民間人も私のような戦争被害者」として「謝罪の意味で、このお金が使われれば」と述べた。
韓ベ平和財団は、ベトナム戦当時、韓国軍のベトナム民間人虐殺に対する韓国社会の反省と省察を通じて平和と共存の未来を切り開いていくために、今年2月に設立された。
日韓で協力して、日本にも各地に平和の少女像を建てましょう。
そして過去の蛮行と決別し、平和と女性の人権を守る、世界に誇れる日本国を目指しましょう。
韓国人がベトナムに謝罪の意を込めた「ベトナムピエタ」像に学ぼう
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