公称100万、予備役と労農赤衛隊を合わせると900万(!)を越える北朝鮮軍。プロパガンダは一流だが、実力は不透明である。
1.北朝鮮軍の戦車、兵器、武器は機能するのか?
長年の経済制裁の影響により、新たな兵器や予備部品の確保が難しくなっている。兵士による物資の横流し、窃盗は日常的である。戦車の操縦訓練は燃料不足により滅多に行われず、不凍液を手に入れるために小学校からアルコールランプ盗むほど困窮している。
2.補給、兵站は維持できるのか?
正規軍は100万だが、戦争になれば予備役や民兵も動員されてその規模は数百万になる。国民が餓死している北朝鮮で兵士に食料を提供できるのか。農民たちは収穫期に兵士が米や野菜を盗まないように共同で見張りをしていると聞く。彼らが喜んで物資を提供するかは疑問であり、強奪も長続きしないと思われる。
3.風紀の乱れ、士気の低下
北朝鮮の人民は洗脳され、死ぬまで抵抗すると考える人は多い。しかし、兵士の窃盗や不法行為の横行が答えである。朝鮮人民軍ではこれまでに金総書記の命令文が配布され、兵士たちに窃盗や不法行為を戒めるよう求めたが、効果はほとんどない。偉大な将軍様の命令よりも生存本能の命令が優先らしい。党幹部やその子弟のような中核階級は狂信的に抵抗するかもしれないが、一般兵士や人民は戦況によっては金一族と朝鮮労働党を見捨てるかもしれない。
4.国家保衛省の存在
ボロボロの北朝鮮だが、崩壊しないのは国民への支配が強固だからである。毎週、指導員たちが思想統制を行い、どんな些細な不平不満でも処罰している。国民には密告が推奨され、公開銃殺が月に一度はあるような社会だ。国家保衛省が監視している間は北朝鮮の人民も安易に逃げ出すことは不可能である。では、もし彼らがいなくなれば?
日韓両国諸氏の意見を求む。
北朝鮮軍の実力は?
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