(ブルームバーグ):トランプ米大統領が中国を訪問し、習近平国家主席と会談するまであと1カ月。
こうした外交日程の下で、米国が1月にベネズエラのマドゥロ大統領を拘束したのに続き、イスラエルと共に開始した対イラン攻撃で最高指導者ハメネイ師が死亡したことは、米中の緊張を一層高める恐れがある。
トランプ氏が今年に入り、中国政府と関係の深い指導者2人を短期間に相次いで排除したことで、状況は複雑化している。
イランやベネズエラは中国にとって重要な貿易相手国や防衛パートナーとは見なされていない。だが、トランプ氏が進める体制転換の動きを受け、次の標的が習主席と一段と緊密な関係を持つ世界の指導者となる可能性があるのではないかとの疑念が浮上している。
コンサルティング会社アジア・グループのパートナー、ジョージ・チェン氏は「全てが正常で問題ないと習氏が感じ、トランプ氏の訪問を喜ばしい気分で迎える準備ができるだろうか」と指摘。さらに、「トランプ氏がそもそも訪中するのであれば、投資家は今回の訪問で同氏が達成できることについて期待を調整すべきだ」と述べた。
チェン氏はまた、習氏が原油供給の確保を図る中で、イラン情勢の不安定化は中国とロシアの関係を一層強固にする可能性が高いとの見方を示した。両国は週末、国連安全保障理事会の緊急会合開催を要請。ロシアは「米国によるいわれのない武力侵略行為」と呼ぶ事態を開催要請の理由に挙げた。
米国とイスラエルによるイラン攻撃は、エネルギー供給の要衝地域に混乱を招き、世界経済を不安定化させると懸念される。世界の海上石油取引の約4分の1を扱うホルムズ海峡では、船舶が航行を回避。中国は海上輸送原油の約13.4%をイランから購入しており、混乱が長期化すれば、不動産市場の低迷や低調な個人消費に直面する国内企業に打撃となる恐れがある。
原題:Trump’s Removal of Another Xi Friend Complicates Planned Summit(抜粋)トランプ大統領が気に入らなければ殺害へ...
これまで散々国際社会に喧嘩を売ってきたならず者国家の指導者なんだから、排除されても当然だわな。
トランプ氏、習主席に親しい指導者2人排除-米中首脳会談に影落とす
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