韓国の大手食品メーカー・三養(サミャン)食品が「ブルダック」ブランドの韓国国内における商標権確保に乗り出した。
2月19日、業界によると、三養食品は今月中に知識財産庁へブルダックブランドの英語名「Buldak」の商標出願を進める計画だ。韓国国内で「ブルダック」という名称が商標として保護されていない状況のなか、英語商標によって権利基盤を強化する構想だ。
海外での紛争はすでに進んでいる。先月、三養食品のキム・ジョンス副会長は李在明(イ・ジェミョン)大統領主宰の経済成長戦略国民報告会に出席し、「三養食品は世界88カ国で商標登録をしているが、27カ国で紛争中だ」と明らかにした。そして「海外でKブランドを保護することが重要な課題だ」とし、「国内および海外商標権確保」のため政府支援を要請した。
実際、ブルダック炒め麺の世界的人気が高まった2020年代以降、中国や東南アジア、アメリカはもちろん、最近では欧州、中東、アフリカでも模倣品が登場している。
中国ではブルダック炒め麺の中国語名称「火鶏麺」を使った製品が流通しており、三養食品のキャラクター「ホチ」をほぼそのまま模写した事例も確認された。
こうした状況のなか、三養食品は警告状送付、紛争調整申請、知識財産庁通報、差し押さえ申請書提出などで対応している。同社は「ブルダック」商標の国内保護空白が海外での権利主張に制約となり得ると見ている。
韓国国内では、すでに「ブルダック」という名称の商標性は認められていない。2000年代に「ホンチョブルダック」という外食フランチャイズが登場したが、2001年に「ブルダック」商標が登録され紛争が発生した。これに対し特許法院は2008年、「ブルダック」は普通名詞のように広く使われ識別力を失っていると判断し、誰でも使用できる表現だと判示した。
世界に広がる“パクリ”根絶へ…日本でも人気の激辛麺「ブルダック」
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