2025年に発生したハッキング問題の影響で、韓国の通信大手SKテレコムが過去20年で最悪水準となる業績に沈んだ。営業利益はかろうじて1兆ウォン台を確保したものの、大幅な収益悪化を受け、第3四半期に続き第4四半期も現金配当を見送った。
SKテレコムは5日、2025年の連結決算として売上高17兆992億ウォン、営業利益1兆732億ウォンを計上したと公表した。いずれも前年から減少し、減少率は売上高が4.69%、営業利益が41.14%に達した。
同社は2019年に営業利益1兆1101億ウォンと低水準を記録したことがあるが、1兆ウォン前後まで落ち込むのは移動通信事業開始以来、前例のない水準という。2025年の業績悪化は、USIMハッキングに伴う約5000億ウォン規模の補償費用、違約金免除、個人情報保護委員会から科された約1348億ウォンの課徴金が重なったことが主因とみられる。
市場予想は売上高17兆1662億ウォン、営業利益1兆616億ウォンだった。売上高は予想をやや下回り、営業利益はわずかに上回った。純利益は前年から73%減の3751億ウォンに急減。単体ベースでは売上高12兆511億ウォン、営業利益8118億ウォンだった。
2025年第4四半期の営業利益は、単体基準で第3四半期に522億ウォンの営業赤字を記録した後、1308億ウォンの黒字へ転換した。
SKテレコムは「サイバー侵害事故の影響を乗り越え、顧客の信頼回復に注力してきた」と説明。5G加入者数は2025年末時点で1749万人となり、第3四半期比で約23万人増加した。超高速インターネットなど固定回線の加入者数も、第4四半期に事故前の純増ペースを取り戻したという。
news1/
韓国SKテレコム、過去最悪の決算に沈む…USIMハッキングで1兆ウォン割れ寸前
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