クーパン利用者3370万人の個人情報が流出し警察が捜査に着手した。
韓国警察によると、ソウル警察庁サイバー捜査隊は25日にクーパンから告訴状を受け付け正確な個人情報流出経路を把握するため資料を収集し分析中だ。クーパンが提出した告訴状には個人情報を流出した被告訴人が特定されないで姓名不明者と記載された。
クーパンはこの日、個人情報が流出した顧客のアカウント数が3370万件と確認されたと明らかにした。18日にクーパンが明らかにした流出アカウント約4500件の7500倍水準で、事実上すべての顧客の情報が流出したとみられる。流出した情報は顧客の名前、メールアドレス、配送先住所、配送先電話番号などだ。ただ決済情報やクレジットカード番号、ログイン情報は流出していないとクーパンは明らかにした。
あるメディアは今回の個人情報流出の核心関連者が中国国籍のクーパン元社員で、事件発生直後に出国したと報道した。警察はあらゆる可能性を念頭に多角的に捜査する方針だ。
韓国最大の電子商取引企業のクーパンで個人情報が流出し消費者の混乱も大きくなっている。Xには「クーパンから個人情報が流出したとメッセージがきたが、今後の対処や被害補償には言及がない」「流出した情報だけであらゆる犯罪に関係できそうだ」「クーパンを相手に集団訴訟を起こさなくては」「配送先住所にマンション玄関の暗証番号を書いておいたがすべて奪われたようだ」「クーパン退会して3年過ぎた私にも個人情報が流出したとメッセージがきた。なぜ退会者の個人情報を削除しないのだろう」など不満のポストが相次いだ。
クーパン個人情報3370万件流出の捜査に着手…「玄関の暗証番号まで奪われたようだ」
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