【ソウル聯合ニュース】韓国軍は8月に米軍と実施した定例合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(UFS)」の野外機動訓練のうち約20件を猛暑などを理由に9月に延期したが、このうち実際に実施されたのは一部にとどまったことが、14日分かった。
国会国防委員会に所属する最大野党「国民の力」の議員が韓国軍合同参謀本部から提出を受けた資料によると、延期された野外機動訓練のうち先月実施されたのは5件のみだった。
合同参謀本部は、残りの訓練も年末までに実施するとの立場だ。
国防部は前日に行われた国会国防委員会の同部に対する国政監査で、3月に実施される韓米合同軍事演習「フリーダムシールド(FS)」とUFSの期間には合同訓練に集中し、小部隊による戦闘技術訓練や定期的な反復訓練は一年を通して実施すると説明した。
朝鮮半島防衛のための韓米合同軍事演習であるUFSは、コンピューターシミュレーションに基づく指揮所訓練(CPX)と野外機動訓練(FTX)で構成されるが、韓国軍は期間中に計画されていた約40件のFTXのうち約20件を9月に延期すると発表した。
当時、合同参謀本部は訓練延期の理由を猛暑のためと発表したが、北朝鮮が韓米合同軍事演習に反発している点を考慮したとの分析が出ていた。北朝鮮に遠慮して自軍を弱体化させているのか。
「猛暑」理由に延期した韓米野外訓練 実施したのは20件中5件
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