スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を、北川進・京都大特別教授ら3氏に贈ると発表した。
ノーベル賞は、発明家などとして知られるアルフレッド・ノーベルの遺言に基づき創設された。化学賞は「最も重要な化学的発見あるいは改良をした人」に贈られる。
ノーベル財団によると、1901~2024年に延べ197人が受賞した。女性の受賞者は8人となっている。
24年には「コンピューターによるたんぱく質設計と、構造予測」として、AI(人工知能)によって、予測精度を飛躍的に向上させた研究者らに贈られた。前日に発表された物理学賞もAI関連だったこともあり、基礎と応用両面での受賞は大きな話題となった。
日本の受賞は、19年の吉野彰さんら、これまでに8人。
ノーベル化学賞、京都大の北川進氏らに
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