農業法人のヌボは2025年、抹茶と緑茶の輸出額が前年同期比で2.2倍増の347万ドル(USD、約5億1020万円)を記録したと発表した。
輸出額の多くの部分を占める北米市場では、特に最近数年間で「コーヒーの代替品」「クリーンラベル」といったウェルビーイングのトレンドが拡大し、抹茶の消費が増えている。
ドイツの市場調査会社スタティスタと、米国の調査会社グランドビューリサーチによると、北米の抹茶市場の規模は2030年、10億ドル(約1470億円)に達する展望だ。
ヌボは農家との協力および輸出体制を構築し、市場を開拓している。同社の緑茶と抹茶は2021年、韓国政府の産業通商資源部と大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が主催する「次世代の世界一流商品」に選出された。当時、ヌボは韓国内における緑茶の輸出額においてシェア91%を占めており、世界市場においては5%以上を占める可能性が高いとして評価された。
ヌボの関係者は「単に抹茶を輸出するだけでなく、トレンドに合わせた製品の革新とブランドの構築を通じて世界市場での存在感を高めていく。増加する世界での抹茶需要に合わせ安定的な供給していくためのロードマップを用意し、これを進めている」と述べた。
韓国の抹茶企業の売り上げが急増、世界的なトレンドを受け
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