韓国のある会社員が後輩に「快晴」の意味を教えたところ、「もしかして(中国の少数民族である)朝鮮族ですか?」と返され、当惑した――こんな体験談がオンラインで話題を集めている。
オンラインコミュニティに16日、「今日、面前で朝鮮族かと聞かれた」という題名の投稿が掲載された。
投稿者によれば、取引先への用事があり週末にも出勤。上司の指示で新入社員の後輩を同行させることになり、自ら車で迎えに行った。道中、天気の良さに「今日は快晴だ。早く仕事を終えて近くにでも遊びに行こう」と口にしたところ、 後輩は「課長、昨日お酒飲まれました?」と尋ねた。
投稿者が怪訝そうにすると、後輩は「『快晴』とおっしゃるので、お酒を飲んだ翌日に二日酔いにならなかった時に使う言葉かと思った」と答えた。そこで投稿者は「『快』は愉快・爽快の快、『晴』は晴天の晴で、合わせて『空が爽やかに晴れている』という意味だ」と説明し、「教えすぎたなら悪かった」と謝罪までしたという。
だが、後輩はうなずきながらも「さっき漢字まで使って詳しく説明してましたよね。もしかして朝鮮族ですか? 漢字がすごくお上手だなと思って」と返したという。投稿者は「祖父母から両親、私に至るまで全員韓国人だ。面前でそんなことを言われて、表情を隠せなかった」と吐露した。
後に後輩から「もし気分を害したなら申し訳ない」とメッセージが来たが、投稿者は「快晴ってそんなに難しい単語か」と困惑を隠せなかった。
韓国で、若い世代の言語理解力をめぐる議論はこれまでも度々浮上してきた。例えば「三日」を意味する純韓国語を「四日」と誤解したり、「深い謝罪」を「退屈な謝罪」と読み違えたりするケースだ。
経済協力開発機構(OECD)が昨年12月に発表した「国際成人力調査(PIAAC)」によると、韓国の成人(16〜65歳)の言語・数理能力、問題解決能力はいずれもOECD平均を下回った。特に言語能力は10年前の調査に比べて大きく低下し、すべての年齢層でスコアが落ちている。
MONEYTODAY/
「課長、もしかして中国朝鮮族?」…「快晴」の意味を知らなかった韓国の後輩が放った一言
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