[ソウル 25日 ロイター] - 韓国の車載電池大手LGエナジー・ソリューション(LGES)は25日、米関税と政策の不確実性が原因で、来年初めまでに需要が一段と減速すると警告した。
主要顧客であるテスラとゼネラルモーターズ(GM)は、米国の関税と、9月30日に電気自動車(EV)購入に対する連邦補助金を終了する法案の影響を警告している。
LGエナジーのイ・チャンシル最高財務責任者(CFO)は電話会議で、「米国の関税とEV補助金の早期終了は自動車メーカーに負担となり、車両価格上昇と北米におけるEVの成長鈍化につながる可能性がある」と述べた。
ただ同社は、エネルギー貯蔵システム用バッテリーの生産を増やしてEV需要低迷を補う一方、投資計画を削減・延期することで下半期に利益を改善できると見込んでいるとした。
第2・四半期は、バッテリー生産補助金と、一部顧客が関税に備えて備蓄を行ったことで、営業利益が前年同期の2倍以上となる4920億ウォン(3億5873万ドル)に増加した。
https://jp.reuters.com/?tag:reuters.com,2025:newsml_KBN3JG0B9-NOJPTC補助金頼みの商売の危うさよ。
韓国LGエナジー、来年初までに一段の需要減速 米関税などで
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