日本極右政党の「好材料」【萬物相】

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    • 1名無し2025/07/27(Sun) 04:04:48ID:Q1MDkxMzU(1/2)NG報告

      人口が多いからなのか、教育のせいなのか「中国人の醜態」は世界各地で起こっている。1年間に700万人もの中国人観光客が訪れる日本では、「レジェンド級」の醜態がたびたび報道されている。

       この醜態は日本の政治にまで影響を及ぼしているようだ。それまでは中国人の醜態に対して腹を立てながらもやり過ごしてきたが、税金の話となると事情が変わった。「非常識な外国人には費用を請求しなければならない」「外国人は入山禁止にすべきだ」「外国人の入国自体を規制しなければならない」「日本は外国人に甘すぎる」などの批判が高まった。この感情を政治的に利用した政党が、今月20日の参議院選挙で大躍進した「極右」政党とされる参政党だ。

       今回の選挙で最も成功したスローガンは、参政党の「日本人ファースト」だ。トランプ米大統領の「アメリカ・ファースト」をまねたものだが、この新生政党の参議院における議席数を2議席から15議席に増やした。グローバル・スタンダードや外国人の受け入れをすべてやめて、政策の優先順位を日本人に合わせようということだ。さらに、「天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくること」が参政党の掲げる綱領の一つだ。この政党が発表した新日本憲法構想案の第1条は「日本は、天皇のしらす君民(天皇が治める、天皇と国民)一体の国家である」で始まる。まるで太平洋戦争時のようだ。

       嫌中感情は表面的な理由だろう。中国人の醜態は30年前から日本で問題になっていたが、政治の勢力図まで変えることはできなかった。高齢化と人口減少、長期低迷と格差拡大、自らの役割を果たせない政治など、衰退する国力が極右に突き進む根本的な理由だという見方が多い。数年前までは今の「嫌中」の位置に「嫌韓」があった。理由や背景は違うが、嫌韓でも嫌中でも日本式の「排他主義」という根本は同じだ。どちらにしても、隣国の国民にとって喜ばしい現象ではない。

      https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/07/26/2025072680005.html

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