「右エンジンが損傷したのに左エンジン切った」 務安空港事故中間報告、パイロットの過失に焦点

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    • 1名無し2025/07/23(Wed) 10:07:46ID:EwMzE1MzQ(1/1)NG報告

      (記事抜粋)
      これまで確認された務安航空機事故の直接の原因は、滑走路への接近中にトモエガモの群れと衝突したためとされてきた。事故当日の昨年12月29日午前8時57分、務安空港管制塔管制官は事故機に鳥への注意を促し、直後の午前8時58分56秒にパイロットは「メイデー、メイデー。バードストライク、ゴーイングアラウンド(着陸を中断し再度上昇)」と連絡していた。当時事故機の右エンジンに渡り鳥が吸い込まれ、エンジンの後方から炎が噴き出た映像も公開された。

      調査過程では2つのエンジンからいずれもトモエガモの羽毛や血痕が発見された。カモの群れとの衝突で双方のエンジンに問題が生じ、これが原因で旅客機の電気や油圧装置に異常が発生し車輪が出なかったため、パイロットらは「胴体着陸」をするしかなかったというのが大方の見方だった。ところが今回調査委員会は「左エンジンが切られたのは単に鳥と衝突したからではなく、パイロットのミスによるものだった」という趣旨の調査結果を出してきたのだ。

      本紙の取材を総合した結果、パイロットは緊急対応の手順を踏んでエンジンに燃料を供給する「カットオフ」スイッチの右側ではなく左側を切り、その後エンジンの消火器スイッチも右側ではなく左側を入れた。エンジン消火器は1回使用すればそのエンジンを空中で再び使うことはできなくなる。これらの点から推測し、調査委員会は「左エンジンはパイロットが切った」との結論を下したのだ。その結果、損傷して電力が途切れた右エンジンと左エンジンはいずれも停止し、旅客機は事実上「シャットダウン」を起こしたとの見方だ。

      調査委員会はパイロットがランディングギア・レバーを使っていなかったことも確認した。パイロットは最初から車輪を下ろそうとしていなかったという意味だ。調査委員会は当時のパイロットたちに対して非常事態に備えた訓練がしっかりと行われたかなどについても今後調べる予定だという。

      https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/07/21/2025072180041.html

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