日本人の「国産信仰」66%が海外品を買わない

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    • 1名無し2025/07/05(Sat) 10:11:10ID:E5MzY4MjA(1/1)NG報告

      調査結果で特に注目すべきは、海外ブランド製品の購入頻度の低さ。回答者の実に66%が、1ヵ月間で海外製品を「ほとんど買わない」あるいは「まったく買わない」と回答しています。海外製品を日常的に購入する層は少数派であり、多くの消費者にとって、海外ブランドは日々の選択肢として定着するには至っていない現状がうかがえます。

      商品カテゴリ別に見ると国産志向はさらに鮮明になります。特に「食品・飲料」の分野では、62%もの人が国産ブランドを好むと回答し、これは全カテゴリのなかで最も高い支持率でした。毎日口にするものだからこそ、品質や安全性に対する信頼が購買行動に直結しているのでしょう。電子機器や家庭用品といった分野でも、海外ブランドの支持を大きく上回る結果となっており、生活に密着した製品ほど、消費者は慣れ親しんだ国内ブランドに安心感を求めていることが見て取れます。

      興味深いのは、海外ブランドが唯一、国内ブランドを上回る支持を得たのが「高級品」。日本の消費者が日常的な消費では実用性や安心感を重視して国産品を選ぶ一方で、非日常の消費においては、海外ブランドが持つステータス性や特別な物語性を求めている――そんな二元的な消費行動が多くを占めます。

      国産への強いこだわりは、製品そのものに限りません。特筆すべきは「顧客対応」に関する評価です。国内ブランドが優れていると答えた人が57%に達したのに対し、海外ブランドを支持したのはわずか3%。

      さらに調査では、ブランドに対する意識の「性差」も明確に。たとえば、男性は海外ブランドの「電子機器」や「自動車」を好む傾向が女性よりも強く、製品のスペックや技術的な革新性、あるいはステータスシンボルとしての価値を重視している様子がうかがえます。一方で、女性は「化粧品・美容関連」において海外ブランドを好む割合が男性を上回るものの、それ以上に国内ブランドの化粧品を強く支持する傾向(国内支持44% vs 海外支持19%)が見られました。肌に直接触れるものだからこその品質へのこだわりや、日本人女性の肌質や好みに合わせて開発された製品への信頼が、この結果につながっていると推測されます。

      https://socommunications.nl/ja/blog/made-in-japan-still-reigns-2/

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