今回、ウクライナ支援に関する共同声明は見送られました。ロシアへの圧力強化にアメリカが反対したと伝えられていて、G7の溝が浮き彫りになった形です。
今回、議長国のカナダはG7内での対立を避ける狙いから、慣例である包括的な「首脳声明」の採択は見送りました。代わりに、一致点を見いだしやすい重要鉱物の取り扱いやAI活用など、個別の分野で「共同声明」などをまとめ、G7の結束を示す狙いがあったとみられます。
しかし、ウクライナ支援については、「共同声明」の発表にすら至りませんでした。トランプ大統領が初日の16日に急きょ帰国したため、ウクライナに関する拡大会合には参加せず、ゼレンスキー大統領との首脳会談も実現しませんでした。
複数のアメリカメディアは、当初、出す予定だったウクライナ支援に関する「強い声明」に対し、アメリカがロシアを非難する文言に反対し「内容を弱める」よう抵抗したため、発表を断念したと報じています。
一方、イスラエルとイランの軍事衝突については、イスラエルの自衛権などを認める共同声明を発表しています。
G7として結束し切れなかった今回の会談。中東やウクライナ情勢が緊迫化する中、足並みをいかに揃えるか、各国首脳による模索が続きます。1番の問題児国家⇒アメリカ🇺🇸
アメリカ以外の6カ国はそう思ってるよね🤣>>2
新たな枠組みが到来するよw今回のG7は何の成果も無く大失敗、しかしトランプはカナダの面目を潰す事に成功したな。
日本が重視するキーワード、成果文書に盛り込まれず G7の分断露呈
カナダ西部カナナスキスで2日間にわたって開かれ、17日閉幕した主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、各国首脳が承認し、とりまとめられた成果文書には、海洋進出を強める中国への懸念や「インド太平洋」など日本が重視する文言は盛り込まれなかった。
【写真】 雄大な山々のふもとにある施設といえば
成果文書にこれらの文言が盛り込まれなかったのは、議長国カナダなど参加国が、トランプ米大統領の反発を懸念し、サミット全体を総括する首脳宣言のとりまとめを見送ったのが直接の原因だ。トランプ氏と他の6カ国の姿勢が一致しない自由な多角貿易や気候変動、ウクライナ問題などは、これまで首脳宣言に盛り込まれており、合意形成の過程で、G7の分断が露呈する可能性が指摘されていた。
近年のサミットでは、首脳宣言で「自由で開かれたインド太平洋」の重要性や、中国を念頭にした力による一方的な現状変更の試みへの「強い反対」を成果文書に盛り込むことが多かった。
昨年のイタリア・プーリアG7サミットの首脳宣言でも「台湾海峡の平和と安定の維持は国際社会の安全と繁栄に不可欠。東シナ海や南シナ海の状況を深刻に懸念する」と明記していた。
ただ今回、カナダのカーニー首相が議長権限で発表した議長総括には「中国」「インド太平洋」の文言はいずれも盛り込まれた。
一方、トランプ氏が16日、カナダのカーニー首相との会談で、ロシアを加えた「G8」に戻す必要性について持論を展開した上で、中国が参加する「G9」の可能性にも「私は構わない」と言及したことに日本政府内で波紋が広がっている。
日本にとって、サミットは米欧側と東アジアの安全保障環境の厳しさや取り組みの重要性を確認する重要な場だ。日本政府関係者はトランプ氏の発言について、「真剣な発言ではない」と指摘し、真意を見極める構えだ。
外務省関係者によると、トランプ氏の発言後に実施された石破茂首相とトランプ氏の会談では、双方から「G9構想」についての言及はなかったという。>>6
> トランプがカナダをアメリカの州にしたいって馬鹿な事を言ったから、カナダが絶賛反米中。
それがなぜトランプ大統領の面子潰しになるの?もともとカナダは米国の州みたいなポジでしょう>>9
だから、新たな枠組みの時期が到来してるんだよ
G7サミット閉幕 各国の溝が浮き彫りに
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