韓国空軍KF16戦闘機、米アラスカで訓練中に事故

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    • 1名無し2025/06/12(Thu) 14:50:22ID:gzMDE2OTY(1/1)NG報告

       米アラスカ州で訓練中だった韓国空軍のKF16戦闘機が11日、離陸する際に事故を起こした。昨年12月の非常戒厳令事態以降、韓国軍トップの空白期間が長引く中、今年だけですでに5回目の軍用機事故だ。

       韓国空軍は11日「韓米合同演習『レッドフラッグ・アラスカ』に参加中の韓国空軍所属KF16戦闘機1機が米空軍アイルソン基地から離陸中に緊急脱出が必要な事態が発生した」「脱出したパイロット2人は無事だった」と発表した。事故機は訓練に参加するため離陸しようとしたところ、ランディングギアが滑走路で落下し、直後に機体にも異常が発生したという。事故を起こしたKF16は2人のパイロットが搭乗する複座機だったが、パイロットらは軽いやけどや裂傷で済んだようだ。韓国空軍が明らかにした。

       しかし戦闘機は機体の前部が滑走路に激突したため火災が発生し、一部が破損したという。韓国空軍は米軍側と協議し、詳しい原因究明を進めるため10人からなる事故調査チームと緊急整備チームを現地に急きょ派遣することにした。派遣されるチームは多目的空中給油輸送機KC-330で現地に向かう。韓国空軍戦闘機が海外で訓練中に事故を起こしたのは今回が初めてだという。

       KF16は韓国軍が米ロッキード・マーティン社のF16戦闘機を韓国国内でライセンス生産し、1995年から実戦配備している機種で、今も韓国空軍の主力戦闘機の一つだ。KF16の墜落事故は今回を含めてこれまで10回発生した。

       韓国軍の軍用機が関係する事故はここ最近、毎月のように発生している。今年3月にはKF16が誤って民家のある地域に爆弾を投下する事故を起こし、その後も韓国陸軍の偵察ドローン「ヘロン」が駐機中のヘリと衝突し爆発した事故、さらに今年4月には韓国空軍のKA1から機関銃を内蔵する「ガンポッド」などが落下する事故、また先月には韓国海軍のP3CK哨戒機が墜落する事故が発生した。P3CK墜落事故ではパイロットのパク・チンウ中領(中佐に相当)ら4人が殉職した。

       このように事故が繰り返される原因としては韓国国防部(省に相当)トップの空白状態長期化に伴うリーダーシップ不在、さらにはそれに伴う将兵らの綱紀の緩みなどさまざまな点が指摘されている。ある韓国軍関係者は「指揮官人事が通常よりも大幅に遅れており、部隊の綱紀が緩んでいると考えられる」とコメントした。

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