フロッピーディスクが現役、50年前のレーダー…

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    • 1名無し2025/06/08(Sun) 15:37:38ID:gzMzQ0MTY(1/1)NG報告

      フロッピーディスクが現役、50年前のレーダー…米国の航空管制、老朽化でトラブル続発

      米国各地で航空管制システムの老朽化が懸念されている。一部では今でもフロッピーディスクが使われているなどとして、トランプ政権は大規模改善を指示した。米国では今年に入り航空機の事故やトラブルが続発。管制官と航空機が一時交信できなくなる事態も起きている。大事故が起きかねない状況といえ、システムの「現代化」は喫緊の課題となっている。

      最初の異変が起きたのは4月28日。同空港の航空機発着を管理する東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの管制施設で、レーダーの画面が数十秒止まり、航空機との通信も一時できなくなった。この影響で数百便が遅延・欠航した。

      この日勤務していた職員はCNNテレビの取材に「考え得る限り最も危険な状況だった」と述べ、大事故発生もあり得たと振り返った。また、複数の管制官が精神的ショックを理由に休職した。

      通信障害は5月9日にも発生し、レーダーの画面が約90秒にわたり停止。11日にも通信系のトラブルが発生した。相次ぐ問題を受けて、米連邦航空局(FAA)は同空港の発着便数の制限を実施している。

      一連の問題を受けて同空港の利用を避ける利用者もいる。日系企業幹部の1人は「遅延などの可能性があるので、社員には当面の間別の空港を利用するよう指示している」と話す。

      「50年前のレーダー」
      米メディアは4月のトラブルについて、1980年代から使われている古い通信用銅線の損傷が原因だったと報道。トラブルが続く背景として、全米の航空管制システムの老朽化が深刻である点を問題視する。

      ダフィー運輸長官は「数十年の放置によって老朽化したシステム」の一例として、一部の施設で「フロッピーディスクが使われている」と主張。光ファイバーではなく銅線が使われており、一部のレーダーについては「50年前のものが使われている」として、改修の必要性を強調した。

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