米国「役割をしない同盟は維持できない」…

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    • 1名無し2025/06/02(Mon) 11:35:06ID:EyMjY2MDA(1/1)NG報告

      [聯合ニュース]米国がインド太平洋地域で中国の第1覇権国追求を防ぐため、同盟国と友好国の役割拡張に圧力を加えた。特に同盟が米国の負担を分担する方式で自らの役割をしなければ同盟の維持自体が難しいと宣言した中、韓米同盟には言及もしなかった。

      ヘグセス米国防長官は先月31日、シンガポールのアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で基調演説をし、中国が強大な軍事力を基礎に域内の覇権国になろうとしているとし、「このような核心的地域から中国が我々を押し出そうとするのを放置しない。我々の同盟国とパートナー国が(中国に)従属したり脅威を受けたりするのを放置しない」と明らかにした。

      これは米国がインド太平洋地域に対する関与を継続するということだが、前提は明確だった。ヘグセス長官は「防衛費の支出は我々が現在直面した脅威を反映する」とし「抑止力の強化は安価で得られるものではない。米国納税者に尋ねてほしい」と述べた。トランプ米大統領が国防費支出計画を13%増やして過去最高となった点も強調した。同盟も支出を増やす覚悟をするべきという意味とみる余地がある。

      年間防衛費支出が国内総生産(GDP)比2.8%(2023年基準)と相対的に高い韓国も例外でない。実際、ヘグセス長官は具体的にNATO(北大西洋条約機構)国家がGDP比5%まで国防費を引き上げることにした点に言及し、「アジアの核心同盟国は(国防費を)あまり使わないが、欧州国がそのようにするのは話にならない」と強調した。

      アジア同盟国が「北朝鮮は言うまでもなくてはるかに強い脅威に直面している」という理由に挙げながらだ。これは北朝鮮の直接的な脅威に露出している韓国を念頭に置いたものとも考えられる。ヘグセス長官の演説で北朝鮮はこうした脈絡で一度だけ出てきた。

      このような役割分担を同盟の本質と結びつけたりもした。ヘグセス長官は「一方的な関係なら同盟は強固にならない。実際にそうであるのか、そのように認識されるのかは関係ない」と話した。ヘグセス長官の「強固(ironclad)」という表現は、米国が韓米同盟など同盟の深みや防衛公約を強調する時によく使う修飾語だ。資金をさらに投入しなければこうした防衛公約を提供するのは難しいという圧力だ。

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