国民の力の金文洙(キム・ムンス)大統領候補は18日に行われたテレビ討論で、韓国の経済成長率が0%台に落ち込んだことについて「申し訳ない」としながらも「李在明(イ・ジェミョン)候補の責任も非常に大きい」と発言した。
同日ソウル市内のSBSスタジオで大統領候補者による最初のテレビ討論会が行われた。その中で「トランプ時代の通商戦略」をテーマとする論戦の際、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補が「大韓民国経済が0%成長となったことについて、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前政権の担当長官として責任を感じていないのか」と金文洙候補に質問した。これに対して金文洙候補は上記のように反論した。
金文洙候補は「李在明候補はわれわれが何かをしようとすれば全てに反対する。本人が約束したことも全て破った。だから経済が復活する道が開かれなかった」と主張した。これに対して李在明候補が「国民の力が何かすれば共に民主党が阻止したと言うが、具体的な事例を挙げてほしい」「これまで3年間、共に民主党が自分たちなりに何かしようとすると政府が全て反対した。政府がしようとしたことを共に民主党が阻止した記憶は特にない」と述べた。
李在明候補は「通商問題について韓悳洙(ハン・ドクス)首相もある意味政治的共同体ではなかったか。責任を共に負うべきだが、この方は対米関税交渉について『トランプ大統領が自慢する交渉を行った』『事案の性格によっては防衛費協定を改めて行うこともあり得る』とインタビューで述べた」「これがあるべき態度と考えるのか」とも質問した。
これに対して金文洙候補は「その部分についてさまざまな問題提起をするのはよいが、私が本当に強く訴えたいことは、今は崔相穆(チェ・サンモク)副首相が通商を阻止すべきなのに、相次ぐ弾劾(の圧力)の末に辞任したではないか」「誰も仕事をすることができない。首相、大統領、経済副首相まで弾劾し、これまでどれほど多くの法律を変えたか。私がここで言う必要もないほど国会で皆がよく知っている」と反論した。
成長率は0%、責任は感じないのか
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