現在、日本はアジアとヨーロッパを結ぶ独自の協力体制構築に全力を集めている。大きく2つのトラック、すなわち同盟と経済ブロックに進んでいる。石場茂日本首相はトランプ大統領の関税爆弾を「国難」と規定した。民・官・軍をひとつにまとめた数多くの緊急対策委員会が動いている。米国だけを信じていく国全体が押し寄せていくという危機感が列島全体に広がっている。
関税爆弾の核心は単に「関税数パーセント」に限定されない。いつ、どのように、どのような関税が策定されるかについての「無期限の不確実性」は、具体的な数値の関税爆弾よりも怖い。すべてが不透明になり、1年後は苦労して1ヶ月後に計画もつかむことができない。ビジネス自体がオールストップと見れば良い。
去る4月27日から始まった石橋首相のフィリピン・ベトナム公式訪問は、そのような質問に対する答えの一つだ。簡単に言えば、両国訪問は1945年以前の日本軍国主義が見せてきた「大東亜公営」構想に準じると見ることができる。終戦80周年記念を兼ねて行われた両国訪問だが、実際に見ると1945年以前のアジア秩序再現が石馬首相の訪問目的だ。
太平洋戦争当時の大東亜公営権の少ない米国だ。 2025年は米国に代わって中国が敵だ。石馬首相は両国首脳と会って同じ内容の発言をした。 「東・南シナ海で中国の力による現象変更の試みがある。(中略)ベトナム・フィリピンと安保協力をさらに強化したい」
石馬首相以前まで状況だが、日本は東アジアと南シナ海問題の原胸を「中国」と釘付けなかった。石葉首相は違う。中国を主語に掲げながら地域内勢力均衡を崩す敵として規定した。フィリピンは石馬首相の主張に120%賛成し、両国間の軍事安全保障協力に積極的に応じた。ベトナムも刺激的な発言は控えたが、両国間の安保協力を通じて「2025年版大東亜公営」に賛成した。軍事目的で専用される武器と装備がフィリピンとベトナムに入る見通しだ。
韓国新政府の選択は?
https://n.news.naver.com/article/053/0000049797
「新大東亜共栄圏」を夢見る日本
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