共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)大統領選候補の公職選挙法事件で韓国大法院(最高裁判所に相当)は有罪の趣旨で破棄差し戻し判決を下したが、これについて、共に民主党のシンクタンク「民主研究院」のパク・チンヨン元副院長は「三権分立というものはもう幕を下ろすべき時代ではないのか」と発言した。
パク・チンヨン元副院長は1日にCBSのユーチューブ番組「ザ・ロッカールーム」に出演し「行政府と立法府は選出された権力だが、司法府は選出されたものではない。だからもう少し共和的で慎重に合意する手続きを経るべきだ」「これを彼ら(司法府)は国会でやるように政派的に決めてしまった。こんなことなら司法府など必要だろうか」と述べた。
パク・チンヨン元副院長は「今後は任命される司法府から(選出される)司法府に転換すべき時期になったようだ」「司法府がなぜこのように壊れたかと言えば、尹錫悦(ユン・ソンニョル)=前大統領=のせいだ。尹錫悦政権発足後、極端な考えの人間たちを選び出して起用することが責任政治だという考えを持ち、大法官もそんな人間たちを選んで任命したからだ」と批判した。
パク・チンヨン元副院長はさらに「私の考えでは、あの人たちは全員が大法官の資格などない」「あの司法府の人間たちのせいで大韓民国が滅んでしまうだろう」とも主張した。
パク・チンヨン元副院長は「司法府をなくすべきか、あるいは国民が司法府の主人になるべきか」とした上で「(この問題をめぐって)欧米の民主主義以上に早く考えるべき時期が来たようだ」との考えを示した。
「三権分立は幕を下ろすべきだ」「司法府の解体も考えるべき時期」
37
ツイートLINEお気に入り
35
1