少女時代・テヨン　日本公演が振替なく中止と事務所が発表　

案内文が韓国語と英語のみでファン怒り

　少女時代・テヨンの日本公演（東京・有明アリーナ）を、開催２日前に突然の中止を発表した所属事務所のＳＭエンターテインメント（以下、ＳＭ）は２９日、振替公演なく中止になったことを公式ＳＮＳで発表した。

　投稿文には「振替公演について、さまざまな案を検討したが、完成度のあるステージを演出できる会場の確保が難しいことから、最終的に東京公演を中止することになった」「公演を楽しみに待っていたファンの皆さんに、このようなニュースをお伝えすることになってしまい、謝罪する」「最後までさまざまな可能性を残し、最善の方法を探っていたため、案内が遅れてしまったことも、重ねてお詫び申し上げる」と記述され、チケット代の全額返金を行うと伝えた。

　しかし、日本公演にもかかわらず、中止の案内文が韓国語と英語のみであることから、ファンからは怒りの声が多く上がっている。

　これに先立ちＳＭ側は、１９日と２０日に行われる予定だったテヨンの日本公演について「機材未到着」を理由に、１７日に中止を通知。併せて代替公演を検討中だと伝えた。以降、テヨンのグローバルファン連合は、所属事務所の公式謝罪と補償対策の発表を求め、テヨンも自身のＳＮＳに該当声明文を掲載していた。