ロシアに派兵された北朝鮮軍の多数がビタミンC不足による壊血病であり、ロシア軍の間では人種差別を受けたというウクライナ軍の証言があった。
ウクライナ軍側と捕虜の北朝鮮兵がウォールストリートジャーナル(WSJ)に証言した内容によると、ウクライナ軍の捕虜を含む北朝鮮兵の髪などを採取して検査した結果、多数がビタミンC不足による壊血病であることが分かった。ウクライナ軍は北朝鮮兵を捕虜とした当時、戦闘服がそれほど汚れていない点からみて、到着と同時に戦闘に投入されたと推定した。手榴弾の袋に安物のソーセージを入れていた兵士もいたという。
ロシア軍の内部で北朝鮮兵に対する人種差別があったことも把握された。ウクライナ軍が盗聴したロシア軍内部の通信によると、あるロシア兵士は「誰が敵で誰が味方かも区別できない人たちがうろつく」と話し、「誰のことを言っているのか」という質問に「犬の肉も食べる人たち」と答えた。WSJは「ロシア兵は北朝鮮兵を同僚と認めず、露骨な人種差別があった」とし「ロシア軍内で北朝鮮軍を侮辱するような認識があったことが分かる」と伝えた。
派兵された北朝鮮軍の一部はウクライナ軍に韓国軍が含まれていると思っていたという陳述もした。戦闘中に捕虜になった北朝鮮兵士L(26)は「戦争になぜ行くのかも分からなかった」とし「当初はウクライナ軍の中に韓国軍がいると思った」と話した。現在ウクライナ軍は戦争中に死亡した北朝鮮兵士の毛髪と口腔DNAサンプル、財布の中の文書などを回収し、韓国側と身元を確認する作業も進めている。
ロシア派兵北朝鮮軍に「犬肉も食べる人たち」と人種差別
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