KAIST生命科学科のキム·ジヌ教授の研究チームは、網膜神経を再生させ、網膜疾患者の視力を回復できる治療法を開発したと30日、明らかにした。
今回開発された物質は、損傷した網膜そのものを再生させ、網膜疾患の種類に関係なく視力を回復させる。
目を包む薄い膜が損傷すると、視力を落としたり、事物が歪曲されて見える。
網膜疾患には様々な種類があるが、韓国網膜学会は網膜剥離、糖尿網膜症、網膜静脈閉鎖、黄斑変性を4大網膜疾患に挙げる。
病症がひどくなれば失明にまで至る恐れがある恐ろしい疾患だ。
研究チームは哺乳類でミューラーグリア細胞の逆分化を抑制する役割をする「プロックスワン」(PROX1)というタンパク質を発見し、網膜で作られるプロックスワンタンパク質が細胞に蓄積されれば網膜が再生されないという事実を知ることになった。
研究チームは、このプロックスワンタンパク質に結合する抗体を発掘し、これをマウスに投与したところ、網膜の神経細胞が再生され、視力が回復するという事実をまた明らかにした。 網膜が損傷したマウスにこの抗体物質を眼球に注射し、2週間が過ぎた時も視力が回復した。 また、視力回復効果は6ヵ月以上続いた。
すでに市中に流通している網膜疾患治療剤があるが、病症がひどくなるのを防ぐだけで、すでに損傷した視力を回復させることはできなかった。
研究陣は今回の技術を活用した治療剤を開発する予定であり、2028年には臨床試験に突入することを目標にしている。>>1
世界で初めて?マウスの視力が測定出来るのか?
世界で初めて損傷した視力を回復させる新薬開発に成功
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