昨日3月25日(火)から日本列島に黄砂が飛来していますが、それと同時に韓国で発生した山火事の煙も流れてきている可能性があります。
今日は東海地方などで「煙の匂いを感じる」という声が増加していて、韓国の山火事の影響が考えられます。
日本海から濃尾平野に流れ込んだか
※動画が見られない場合はウェザーニュースの元記事からご覧ください
韓国では今月、各地で山火事が相次いで発生しています。昨日25日(火)から慶尚北道で延焼が拡大している山火事は特に規模が大きく、人工衛星からも大規模な熱源や煙が観測されています。
この煙が今日26日(水)は山陰沖の日本海から若狭湾方面を通り、東海・関東甲信方面に流れているようです。東海では今朝から、関東では午後になりPM2.5の濃度が普段よりも高めになっています。
「野焼きのような臭い」の声相次ぐ
ウェザーニュースアプリのユーザにアンケート調査で、煙の匂いを感じるかどうかを聞き取ったところ、特に東海地方で「感じる」という回答が多くなっています。これは衛星画像やPM2.5の分布とも一致しています。
今日は所々で視程(水平方向に見通しのきく距離)が5km未満となっていますが、これは黄砂だけでなく火災による煙の微粒子も影響している可能性も考えられそうです。
黄砂とともに韓国の山火事の煙も日本へ 昨日から大規模な延焼
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