原産地表記めぐり警察が捜査へ
韓国の料理研究家ペク・ジョンウォンが代表を務める「Paik's Coffee」が、製品の原産地に関する虚偽広告の疑いで食品表示広告法違反の容疑により警察に立件された。
3月21日、ソウル・江南警察署は、国民申聞鼓(韓国のオンライン行政申請プラットフォーム)を通じて、「Paik's Coffee」が新製品の宣伝において原産地を誤認させたとして告発状が提出されたことを明らかにした。
告発状によると、「Paik's Coffee」は昨年1月にインスタグラムで「韓国農産物、私たちのPaik's Coffee」というキャッチコピーを掲げ、新商品「もちもちサツマイモパン」を宣伝した。しかし、別の広告では「中国産のサツマイモが一部含まれている」と記載されていた。
告発者A氏は、3月20日に韓国のオンラインコミュニティ「DCインサイド」に「Paik's Coffeeが広告で『中国産』の表記を意図的に省いた」という主張を投稿。「単なる編集ミスではなく、消費者に対し、国内産農産物を使用していると誤認させる行為だ」と指摘した。
また、A氏は江南区庁にも「Paik's Coffee」に対する是正命令および製造停止を求める陳情を提出したことを明らかにした。
これに先立ち、ペク・ジョンウォンは最近、代表取締役を務める企業「ザ・ボーン・コリア」の製品に関する豚肉含有量や価格の問題、原産地表示の誤り、フェスティバル会場での不衛生な管理などの議論について、3月13日と19日に相次いで謝罪文を発表し、再発防止を約束していた。
特に、豚肉の含有量が少なく価格が高いことが問題視された「ペクハム」については、生産を中止する措置を取った。
当時、謝罪文でペク・ジョンウォンは「すべての批判を謙虚に受け止め、誤った点は即座に是正する」とし、「ザ・ボーン・コリアが顧客に信頼される企業となるよう最善を尽くす」と述べた。
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