国際民主主義研究機関が韓国を2年連続「独裁化(Autocratization)」国と評価した。
17日(現地時間)、スウェーデン・ヨーテボリ大学傘下の民主主義多様性機関「V-Dem研究所」が今月発刊した「2025民主主義報告書」によると、韓国を2023年に続き昨年も「独裁化国」と分析した。
特に報告書は2023年までも韓国を「自由民主主義」国に分類していたが、昨年韓国を「選挙民主主義」国に1段階降格した。
全世界179カ国は△自由民主主義△選挙民主主義△選挙独裁体制△閉鎖された独裁体制--に分類されている。
2023年「自由民主主義」国に分類された時も独裁化が指摘され、昨年「選挙民主主義」に分類等級が低くなり、やはり独裁化という評価を受けた。
ただし韓国の総合民主主義指数は179カ国中41位で、2023年47位に比べて改善された。
部門別評価を見ると、公益および理性的な観点で政治的決定が下されるかどうかを測定する「熟考民主主義指数」が2023年36位から昨年48位に下落した。平等民主主義構成要素指数も1段階下落した26位だった。
選挙民主主義指数など残りの3項目は前年度よりは改善されたことが分かった。
同機関は毎年世界各国の民主主義水準を指数化して発表している。
総合順位を基準として1~3位はデンマーク、エストニア、スイスなど欧州国家が占めた。北朝鮮は最後から二番目の178位だった。
韓国、2年連続「独裁化」評価…「自由民主主義」国から脱落
9
ツイートLINEお気に入り
9
0