満15歳以下の少女を選抜してガールズグループのメンバーとしてデビューさせる過程を扱うオーディション番組が放映前から批判世論に直面した。
16日、韓国芸能業界によると『明日はミス・トロット』や『明日はミスター・トロット』などを制作したクレアスタジオのソ・ヘジン代表が企画したMBN(毎日放送)のガールズグループ育成オーディション番組『UNDER15』が31日に初放送される。放送を控えてティーザー映像や出演者の写真などが公開されたが、8歳の女の子が成人と同じような化粧をし、10代前半の少女が袖なしクロップトップを着た姿などに対して懸念の声が大きくなっている。
公開された映像で、出演者はつけまつげをしたりアイライナーをひいたりして目元を強調した。チークを入れて唇を真っ赤に塗るなど、成人と同じメイクアップを終えた少女たちに肩などが露出する衣装が着せられた。制作スタッフが出演者の写真とあわせて、名前・出生年度・国籍などを含むプロフィールを公開したが、ここにバーコードを入れて商品化論争も巻き起こった。
海外のインターネット上では「番組名からおぞましい」「韓国で何がが起きているというのか」「昨日生まれたかのような子どもたちになぜこのようなことを?」「8歳の子どもがアイドル練習生だって?」などの反応を示した。ソーシャルメディアを中心に「#BOYCOTTUNDER15」ハッシュタグが拡散して番組不買運動の動きも出てきている。
韓国でも強力な批判が殺到した。特に最近、俳優キム・スヒョンが未成年だった故キム・セロンさんと交際していたという疑惑で波紋を広げている状況と重なり世論は悪化している。韓国インターネット上では「企画した制作スタッフも出演させる親も目を覚ませ」「15歳以下の子どもを参加させて何をするつもりか」「一から十まで有害なコンテンツ」「国がおかしな方向に動いている」などの意見を出した。論争が拡散すると制作スタッフはユーチューブ(YouTube)チャンネルの関連動画コメント欄を閉鎖した。
「8歳を参加させて何をするつもりなのか」…韓国オーディション番組『UNDER15』放映前から論争に
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