トラックは遊休状態、工場は静まり返る…関税爆弾が襲った「鉄鋼都市」の涙=韓国

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    • 1名無し2025/03/13(Thu) 11:43:55ID:Y5ODQ3NTE(1/1)NG報告

      10年以上運送業をしてきたというキムさんは、「昨年下半期から仕事が大きく減った。以前なら10回分の仕事をする期間に6~7回分しかない。米国が輸入鉄鋼に関税を高く課すというが今後2~3年は不況が続くのではないかと思う」とため息をついた。

      米国が輸入鉄鋼とアルミニウムに25%の追加関税を課する措置を12日から本格的に施行し、鉄鋼都市浦項の憂いも大きくなっている。韓国の建設景気不振に最近の中国の低価格鉄鋼製品攻勢で苦境に陥っているが米国の「関税爆弾」まで重なり鉄鋼産業が急激に冷え込んでいる。

      この日訪ねた浦項鉄鋼産業団地にある工場もほとんどが静かだった。作業員が忙しく動いてトラックに鉄鋼製品を積載する作業の最中であるべき時間に特に人の気配はなかった。工場の前庭に積み上げられた厚板やコイルだけが、ここが鉄鋼会社ということを示していた。ある製鋼企業代表は「いつごろ鉄鋼景気が少し回復するか毎日心配しながら過ごしているが、関税まで解決されず結局施行されるというので今後の心配で途方に暮れている」と話した。

      建設景気不況、通商環境悪化などで浦項鉄鋼産業団地全体の生産と輸出は減っている。浦項鉄鋼産業団地管理公団によると、浦項鉄鋼産業団地の昨年の生産実績は14兆7824億ウォン(約1兆5087億円)で前年の16兆3247億ウォンより9.45%減少した。輸出実績もやはり36億5893万ドルから33億2592万ドルに9.1%減った。

      影響を最小化するため浦項地域の鉄鋼企業は相次いで規模を縮小した。韓国2位の鉄鋼会社である現代製鉄は昨年末に浦項第2工場の稼動を事実上中断した。14日まで浦項工場の技術職勤務者1200人全員を対象に希望退職も受け付けている。韓国1位の鉄鋼会社ポスコもやはり昨年7月に浦項製鉄所第1製鋼工場に続き11月に第1線材工場を閉鎖した。こうした状況で米国の追加関税賦課という悪材料まで重なった。

      (記事抜粋)
      https://japanese.joins.com/JArticle/331070

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