3月7日、ソウル西部地裁・刑事1単独(パク・ジウォン部長判事)は、業務妨害などの容疑で起訴されたジョニー・ソマリの初公判を開いた。
もともと午前10時10分から行われる予定だったが、ソマリが腹痛を理由に遅刻し、1時間遅れの11時10分頃になってようやく裁判が始まった。
「韓国はアメリカの属国」と発言
ソマリは白いスーツに、「MAGA (Make America Great Again、アメリカを再び偉大に)」の文字が書かれた赤い帽子をかぶって出廷。裁判部が生年月日や住所を確認する「人定質問」を進める間、彼はズボンのポケットに手を突っ込んだまま答えるなど、ふざけた態度を見せた。
検察によると、ソマリは2024年10月、ソウル麻浦(マポ)区のコンビニで大音量で音楽を流し、カップラーメンのスープをテーブルにこぼすなどして業務を妨害した容疑が持たれている。
また、同じ月、麻浦区の路上で悪臭のする魚が入った袋を持ち、多くの通行人に声をかけ不快感を与えたほか、バスや地下鉄内で音楽を大音量で流しながら踊り、騒ぎを起こしたとされる。
ソマリの弁護人は「(供述された)3件について(容疑を)認める」と述べた。
裁判後、MAGAの帽子をかぶった理由を問われたソマリは「私がアメリカ市民だからだ。そして韓国はアメリカの属国(vassal state)だ」と語った。
初公判に遅刻するなど、眉をひそめさせる行動を続けたソマリに対して、韓国のオンライン上では「まだ本当の意味で制裁を受けていないようだ」「外国人の犯罪が増えている。厳罰を求める」「逮捕してほしい」「厳しく処罰すべきだ」といった反応が寄せられた。
ソマリの次回の公判は4月9日に開かれる。ソマリの一連の行動に対する韓国社会の反発は強く、今後の裁判の行方にも注目が集まる
https://news.livedoor.com/topics/detail/28296009/
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