今年も北米·欧州·日本·南米など地域別の由緒ある海外大型音楽フェスティバルの看板出演陣(ヘッドライナー)としてKポップスターが大挙名前を上げた。 毎年数十人の観客を呼び集めなければならないフェスティバルは「チケットパワー」を、海外観客との接点を増やさなければならないKポップスターは「認知度」を積むウィンウィン戦略だ。
実際、今年の夏までに発表された主要音楽フェスティバルの出演者リスト(ラインナップ)にはKポップが欠かせない。 まず4月11~13日、18~20日の2週間、6日にかけて開かれる米国最大の音楽フェスティバル「コーチェラバレーミュージックアンドアーツフェスティバル」にはBLACKPINKのジェニーとリサが主要公演者として名前を上げた。
このようなフェスティバル舞台は、これまで海外進出の試験台という点で意味が大きかった。 本格的な現地進出の前に、スター性と観客動員規模を見極める機会になったからだ。 もうこの段階を越えて、同じ祭りの舞台にまた規模を拡大するということは、現地の影響力を立証したという傍証だ。
以後、真夏の熱い祭りの熱気を加える8月の日本最大の音楽祭「サマーソニック」には今年エスパが出演する。 米ロックバンドのポール·アウト·ボーイ、Jポップ代表バンドのオフィシャル·ヒゲダンディズム、キューバ出身のシンガーソングライターのカミラ·カベロらと共に100人余りの出演チームの中で最上段に上がっている。 Kポップが忠誠ファンダムの情熱を越えて世界人が聞く音楽に進化したおかげで、フェスティバル舞台にKポップアーティストを載せようとする需要はしばらく続く見通しだ。
ただ有名ポップスターにとってもフェスティバルは挑戦的な舞台に挙げられるという点で「両刃の剣」になる時もある。 放送·室内公演や単独コンサートに比べて歌手の舞台掌握力、観客動員力がろ過なしにあらわれるためだ。 例えば、昨年デビュー2年ぶりにコーチェラの舞台に立ったルセラフィムは、生中継中に不安定なライブ·音響のために酷評を受けた。
あるエンター社の関係者は「歌手たちが1時間ずつ舞台に変わって上がるうえに、主に野外で進行されるので舞台環境が個別歌手に合わせにくい」と話した。
Kポップが世界各国「ミュージックフェスティバル」の新しい公式として位置づけられた。
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